青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ユニセフ・コンサート1979

2020-12-05 | 青春の音盤

世界では、いつの間にか沢山のコンサートが行われている。中には凄く豪華なコンサートが開催され、なぜそれがもっと報道されないのかと思うものがあります。昔は情報が少なく、雑誌や新聞社を恨みましたが、現在は自分で情報を取りなさいという時代になりました。



今日紹介するのは1979年に行われたユニセフのコンサート。テレビで放送もされ、僕はテープレコーダーで録音しました。(勿論この時代はモノラル放送)その後、ほとんど宣伝もなく発売されたLPレコードを購入しました。70年代の最後を飾ったスーパースターが出演していて、時代を感じさせます。よくこれだけのメンバーが集まったと思いました。今も最前線で活躍しているのは、路線変更したロッド・スチュワートくらいですね。故人もいます。

アース、ウインド&ファイアーがセプテンバーを歌い、アンディ・ギブがアイ・ゴー・フォー・ユーを歌いました。(この時ビージーズと同じギブ兄弟なのに、どうして彼がビージーズに入らないのか不思議に思いました。)ドナ・サマーが子供に向かって凄く優しい「ミミの歌」を披露。そしてアンディ・ギブがオリビアとデュエット。(シングルで後にスタジオ録音バージョンが発売)次にアバがチキチータを歌い(この2人の振り付けは全くシンクロしないのに笑いました)、ロッド・スチュアートが「アイム・セクシー」で盛り上げ、オリビアが再度登場し、「愛の鍵」を熱唱しました。これはこの時の為の新曲だったと思います。オリビアのLPには収録されていません。これで終わったと思っていたら、僕が当時好きだったジョン・デンバーが「ライムズ・アンド・リーズンズ」を歌った。一体何人登場するのか!と興奮する豪華メンバー。そしてクリス・クリストファーソンがリタ・クーリッジと「傷ついた天使」をデュエット。ラストを人気絶頂だったビージーズが、「失われた愛の世界」で締め括りました。

いたずらに長くない、シンプルで豪華なコンサートでした。後のライブ・エイドも良かったですが、長ければいいのか?と思う最近のコンサートと違い、非常に内容の充実したコンサートだったと記憶しています。皆さんの中で何人がこのテレビ放送を見たでしょう?