五輪開会式というより、紅白歌合戦を観たような気分になりました。真矢ミキ、ミーシャとか海老蔵に、劇団ひとりとか・・
タップダンスに、謎のTVクルー、日本人ではないアーティスト4人によるジョン・レノンのイマジン、クイーンの「手を取り合って」、バッハのグダグダ・ロングスピーチ、菅総理の陛下の開会宣言時の起立ミス、祝福無き陛下の宣言、まるで漫才のピクトグラム、挙句に聖火最終ランナーが大坂なおみ・・・何年も時間を掛けて準備して、見せられたのがアレ?
最終ランナーに、五輪「初出場」選手?あり得ない。女性で唯一の五輪4連覇・伊調馨は?大坂が選ばれる理由が、僕は日本人であっても分からない。だったら、ゴジラやピカチュウでも良かったのではないか?更に、なぜ大坂はノーマスクだったのか?
全く日本らしさが無かった。また、せっかく日本で開催される五輪なのに、過去の大勢のメダリスト達への敬意も無かった。何を訴えたかったのか!唯一の見せ場は、1824台のドローンが東京の夜空に大会エンブレムと地球を作った場面。あれは凄い。
「スポーツの力」と言いながら、スポーツらしさが全く感じられなかった開会式。
唯一、恐らく大勢の日本人の心にスポーツの良さを訴えたのは、長嶋、王、松井の3人が登場したシーンか。世界の人々がどう捉えたかは分からないが。
多様性や平等の言葉に踊らされて、とにかく女性と黒人を開会式に大勢使う。七色の服を着て「君が代」を歌う。男らしさとか女性らしさを否定し、男性が女性として重量挙げに出場するのを認めた五輪。本当の没個性・突出した才能の否定につながると僕は危惧します。綺麗ごとではなく、今の社会の風潮に僕は同調できません。時代遅れであろうが、考え方がおかしい・間違っていると言われようが、僕が生きて来た社会、僕のこれまでの経験とは相容れないものが多過ぎます。個人的には、多様性=気持ち悪いとさえ感じます。
世界一を観たければ、僕は世界選手権なり、柔道なら全日本選手権、ゴルフならマスターズや全米オープンを観る。
無観客がマイナスだったのではなく、日本の創造性の喪失を印象付けた開会式でした。訳の分からない外国人を使うなら、もっと復興を印象付けるものが無かったのか?
また、入場した選手たちの多くが、フィールド内で次々にマスクを脱いでいたのは何だ?あり得ないことです。実際の選手村ではクラスターが発生し、コロナ陽性の選手がそれを隠して競技を行う。医療関係者や東京都民にも感染が拡大することは、もう火を見るより明らかだと思います。
もう五輪は要らない。さらば、五輪!