青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

愛は地球を救う? ~千里セルシー

2021-08-05 | 昭和・懐かしい北摂の風景

懐かしい千里中央の黄金時代の写真。今は無くなった千里セルシーには、プールもボーリング場もあり、読売文化ホールも昔のまま。1980年代に撮影されたものです。



24時間テレビ「愛は地球を救う」・・・その1978年の初回、家中の小銭をかき集め、滅茶苦茶重かった小銭の入った袋をスポーツバッグに入れて、自転車の荷台にくくり付け、千里中央の読売文化ホールまで、中央環状線の側道の登坂をひたすら夜中に友人らと走った。

読売文化ホールに到着、「募金はどっちに持って行けばいいですか?」と質問すると、「あ、その辺に置いておいて」。「3人分で沢山あるんですけど」「だから、その辺でいいよ!」



僕らは募金を止めて家に帰りました。あの頃スマホがあって、ネットがあれば、あんな対応は絶対に出来ない。あれ以来、僕は街角の募金も、被災者へのテレビで呼び掛けている募金も一切していません!

番組は真剣に製作されていたでしょう。でも、現場にいた社員なのかアルバイトなのか、ボランティアなのかは知りませんが、少数の不心得者が番組に泥を塗りました。当時僕の家は読売新聞を購読しており、新聞社にもその時の対応についての投書を送りましたが、全く何の返事もありませんでした。

今も募金はしますが、途中にいろんな団体が入ったり、全てのお金が被災者に届かない可能性があるような募金には、絶対に協力しません。