僕がここに古い写真を掲載出来るのは、カメラを持っていたからです。今は誰でも携帯電話で撮影できます。デジカメも安く買えますし、いつでもどこでも誰もがカメラマンです。しかし、1970~1980年代には、携帯電話もなく、写真を撮るにはフィルム・カメラが必要でした。そして、フィルム代、現像代、プリント代と、写真を楽しむためには結構お金が掛かりました。誰もが楽しめるものではなかったのです。
僕は中学の時に写真部に入っていました。写真部に入れば、フィルム代は必要ですが、現像やプリント代は実費です!つまり格安!(笑)勿論撮影に必要な基本的な知識を学ぶことも出来ましたが、1番の目的は経費節減でした。(笑)
当時はみんながスーパーカーや鉄道写真に走る中、僕はプロレス会場に走っていました。(笑)でも、中学2年の時に撮影した写真がコンクールに入賞し、その写真が雑誌で使われ、写真が作品としてお金になるということも、その時に知りました。
さて、大学時代以降僕の愛機になったのは、実は余りにも有名な、ミノルタX7でした。当時はカメラ屋さんもあちこちにありました。ズームレンズや望遠レンズを買うために、アルバイトもしました。
でも、どのカメラを買うかに重要な役割を果たしたのは広告。当時の雑誌には、カメラの広告は大きく取り上げられていました。ステレオ、タバコやウイスキーの広告もよく載っていました。カメラの二大人気広告と言えば、ミノルタの宮崎美子と・・・
オリンパスの大場久美子。
僕は宮崎美子の広告に負けました。(笑)カメラを買うならミノルタ・・・広告を見ながら決めました。その後はミノルタのα7000も買いました。そう、オートフォーカス機能を世の中に広めた名器です。