「男はつらいよ」シリーズが僕は大好きなで、大昔の中学時代からお盆と正月は、映画館に足を運んでリアルタイムで観ていました。社会人になってからも、渥美清さんが亡くなるまで観続けました。
大人になって一時寅さんの情けなさが嫌いになり、男はつらいよシリーズから離れたものの、最近また、あの人情味のある「寅さんの家族」、寅さんの「周囲の人々の思いやり」の素晴らしさを思い出し、シリーズ全50作完結のブルーレイBOXを購入して楽しんでいます。日本映画界を代表する名優・名女優が楽しめ、何よりも日本の「歴史」、失われた日本の風景、街の景色が楽しめることが最高です。

これは第33作「夜霧にむせぶ寅次郎」(1984年)のワンシーン、根室の町です。写真右端の電柱に注目
新日本プロレスの興行の、宣伝ポスターが


この当時は外人レスラーを呼ばず、今やタレントして大人気の長州力の維新軍団との対抗戦を全面に出していましたが、このシリーズ終了後、長州は仲間を連れて全日本プロレスへ転出。新日本プロレスの昭和・黄金期に翳りが見え始めた時でした。
このポスターは7月14日北海道・根室市青少年センターのもの。この日、猪木はメインの6人タッグ60分1本勝負に出場。カードは、アントニオ猪木、坂口征二、木村健吾 VS 長州力、アニマル浜口、谷津嘉章。9分53秒、猪木が浜口にフォール勝ちを収めています。
こんなことも楽しめる「男はつらいよ」シリーズです
街の景色の中に、いろんな昭和~平成のリアルを、人それぞれがキラ星の如く見出すことが出来ますよ。
