青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ウレタン・布マスクを捨て、“不織布”マスクを着用しよう!

2020-12-15 | 今を考える

ウレタンマスク・布製マスクを今すぐ捨てて、不織布マスク着用を!

電車に乗った時向かいの座席の人を見て下さい。会社で周囲の人を見て下さい。お店に入れば店員さんを見て下さい。どれだけ多くの人がウレタンマスクや布マスクを着用しているか?

コロナは飛沫によって感染します。空気中に漂っているものや、物を介してコロナウイルスが体内に一定数以上入った時に発症します。だから唾液を飛ばさない、吸わない、触れないことが感染防止の行動であり、そのためのマスク着用なのです。

ところがウレタンマスク、布製マスクは役に立たない。ウレタン&布マスクを着けている人の隣にいると、マスクをしていない人の傍にいるのと同じです。

2021年8月現在、ウレタン&布マスクのデルタ株を防ぐ効果は、0%、全く無いと考えられています。下の表の不織布マスク以外の数値は一体何だったのでしょう?マスクが不足していた時のものだから、あるいはマスクメーカー(大手企業)に忖度して、こういう数字にしていたのでしょうか?

くしゃみをした時の飛沫の飛び散り方を見て下さい。不織布マスクでは、マスクの外に飛び散っていませんが、ウレタンマスクでは、目の前の人に飛沫が飛び散っています。

マスクの画像を見ても分かります。不織布は隙間なくウイルスの出入りを難しくしています。ウレタンは穴だらけ。

極論を言えば、マスクは効果があるものほど息苦しく、効果が無いものほど息がし易い。だから夏場にウレタンマスクに走った人は多かったでしょうが、これだけ寒くなって来れば、ぜひ不織布マスクを使って欲しい。

富岳のデータでも、同じことが立証されています。

屋外をウォーキングしたり、ジョギングしたり、犬の散歩をしたりする時は、周囲に人もいませんからウレタン製、布製マスクでも構わないでしょう。でも、スーパー等での買い物の際(富岳によると、全ての年齢の人がそこにいるので、感染する危険度が最も高い。)や、人と会話する時、屋内にいる時は、不織布マスクを使わなくてはなりません。

こうしたことを大々的にマスコミが何度も繰り返して言わないのは、ウレタンや布マスクを、TVなどのスポンサー企業が作っているからでしょう。人の命よりスポンサーを優先するマスコミに、人の命より経済を優先するなと政府批判をする資格はありません。僕たちは感染防止のために何をすればよいかを、まず第一に自分で考えなければなりません。

また、不織布マスクであっても、日本製のきちんとした品質の製品と、お菓子屋の店頭などで叩き売られている粗悪な品質の中国製品では、効果が全く違いますの購入には注意が必要です。

①フィルタ捕集効果試験であるVFE試験及びPFE試験で99%カットと書かれているか?

②全国マスク工業会会員のマークが入っているか?

この2つを明記している不織布マスクを全員が使うことで、感染拡大防止に繋がります。いつまでも洗い回し、使い回した効果の無いマスクを着用するのは、自分の健康を守れないだけではなく、人に簡単に感染させてしまいます。マスクでオシャレなど考えず、感染防止を第一に考えてマスクを着用しましょう。


どてらい男 ~ 関西おまけ文化

2020-12-13 | 青春・名画劇場

最近関西人について、いろんな本にいろんな事が書かれています。しかし当たり前ですが、全てが本当とは言えないと感じます。中には「本当に取材して書いたのか?」というようなことまであるのです。

関東で「マック」と呼ばれるマクドナルドを、関西では「マクド」と言う。これは確かです。しかし関西人はケンタッキーフライドチキンを「ケンチキ」とは言わない。普通は省略して「ケンタッキー」と言う。ケンチキと言う人は、これまで1度も見たことがありません。「ファーストキッチン」を「ファーキ」とも断じて言いません!ファーストキッチンはそもそも関西では、残念ながらそれほどメジャーではありません。「ケンキチ」も「ファーキ」も、「関西人の謎」と題名が付けられた本に書いていることですが、一体どこで取材をしているのか。



年代によって、同じ関西人でも相違点はありますが、関西以外の人から見た関西人は、面白い存在です。それだけは確かです。(笑)今日は愉快な関西人の「オマケ文化」について書かせてもらいます。

大阪では、粗品を付けたりサービスして、お客に得した気分を味わってもらう「オマケ文化」が根づいています。このオマケ文化の礎を築いたのは、大阪に本社を構える江崎グリコの「グリコのおまけ」です。1927年、グリコのキャラメルを売り出すときに、小さなおもちゃを付けたのが始まりで、子供達に大ヒットしました。

これを取り上げて、商売人が「負ける」からオマケと・・したり顔でこう語り、大阪人は値引きを得意にするという評論家が多いのですが、これは誤りです。値引きを大阪商人が、上手く使うのは事実です。しかしなぜ「オマケ」と言うか?それはお客が負けるから「オマケ」なのです。グリコのオマケもそう。予め値段に、玩具の代金は入っています。サービスで付いているわけではありません。大阪商人はしたたかです。商人が負けたと思わせ、その実、負けているのはお客様なのです。


山善創始者 故山本猛夫氏

この話は僕が、花登筺原作の大阪商人の物語「どてらい男」のモデルになった、株式会社山善の創業者・山本猛夫氏から生前に直接聞いた話です。「オマケはするけど、お客さんに負けたと言わせるから、オマケなんや。値段引いて売るんやったら子供でも出来るわ。商人が負けてどうすんねん?」

若かった僕の営業ノートには、氏の言葉がハッキリと残っています。

「どてらい男」・・・DVD化が求められながらも実現していませんが、フジテレビ公式FODや、アマゾン・プライム・ビデオでの配信がスタートしました!


最強の強運厄除の神さま・小網神社

2020-12-12 | 日記
本日、全国で新たに3,024人がコロナ感染。初の3千人台となりました。東京都621人、大阪府429人と、恐ろしい数です。💀 新型コロナ重傷者も、全国で578人。過去最多です。💀
 
僕らが(特に大阪)来週コロナに感染したとしたら、入院する場所はありません。と言うより、盲腸とか交通事故で救急車に乗っても、受け入れ病院がすぐに無く、大変なことになるかも知れないのです。皆でコロナだけではなく、本当に自分の行動に細心の注意を払わないといけません❗
 
マスクは絶対に日本製の不織布。不要な場所には行かない。手洗いは当たり前です。
 
いくら僕らが頑張っても、不心得者が周囲に1人いれば感染します。だから、運も必要です‼️
 
 
そこで、皆さんにも「強運」をお分けします。これは東京の小網神社のお札とお守りです。この神社に祀られているのは「強運厄除の神さま」です。古くは悪疫から村人を救い、関東大震災でも人々を救い、東京大空襲の際にも、社殿を含む境内建物は奇跡的に戦災を免れています。僕はこれまでに何度も、ここのお守りのご利益を受けています。
 
気は心。二礼二拍手一礼を、この写真にどうぞ。お互いに絶対に、コロナから身を守りましょう。

水中翼船 ~阪急梅田駅構内の喫茶店

2020-12-11 | 昭和の喫茶店
物心ついた時から、阪急・梅田駅構内の京都線側に、駅構内が見渡せる喫茶店がありました。
 
 
この場所にずっと昔から喫茶店があり、僕が覚えているのは「水中翼船」という名前です。いつの間にか「Cafe Plenty」となり、それも昨年2019年の春に閉店となりました。
 
 
ホーム全体が見渡せる景観の良いお店でしたが、ここでお茶をするくらいなら、早く電車に乗って目的地に行ってしまう僕だったので、そう何度も使うことも無く、面識のない方との待ち合わせに何回か使ったくらいです。でも、そんな僕でもプレンティからホームを眺めながら、珈琲を飲んで人を待つ間の静かな時間は心地よかった。外では数分刻みで人々が忙しく動くのを、窓のこちら側からは静かに眺めることが出来る。
 
水中翼船時代の写真が残っていないのが、とても残念です。
 
 
京都線側は「リラ」でしたが、現在そちらはタリーズ・コーヒーとして復活しています。

ミノルタの女神 ~ 宮崎美子さん

2020-12-10 | 昭和・思い出は色褪せない

僕は中学時代は写真部に在籍しました。入部のきっかけは、写真が安く焼けることでした。当時はコダックのカラーフィルム、ISO400を愛用していましたが、フィルムは高いし、フィルムの現像が1本1,000円以上、プリント代がカラー1枚50~60円というのが相場で、とにかく写真撮影にはお金が掛かりました。今のようにデジタルで取りたい放題なんて夢のようで、シャッターを切るたびが、真剣勝負でした。



そんな時に流行したのが、「いまのキミはピカピカに光って」のCMでした。1980年3月にオンエアされた、ミノルタ一眼レフカメラ「X-7」のテレビCM。木陰でTシャツとGパンをはにかみながら脱いでビキニ姿になるという内容で、大反響でした。スリムであればいいのか?というほど、モデルと言えば濃いメイクにガリガリの身体というのが相場だった時代。いい加減うんざりしていたところに登場したのが、宮崎美子さん!そんな概念を覆し、健康的なビキニを披露してくれたのです。



いろんな番組で、お腹のお肉をつまんで「宮崎美子」と、ギャグを飛ばしていましたが、僕は「そんなに病人のような、細い身体の女性ばかりがいいのか?」と思ったものでした。

その後、小学館の雑誌「GORO」で、篠山紀信が撮影するグラビアに登場。竹下景子さんが「GORO」に登場したのと同じくらいショッキングでしたが、本屋さんで、たかが水着の写真と言えども、恥ずかしくてレジになかなか行けなかったのを思い出します。

彼女は熊本大学の法学関係の学部に当時学んでおり、ジャーナリストを志願していたことから、1980年4月、地元熊本放送の番組レポーターになり、「巨泉のクイズ・ダービー」にも出演。今も来年のカレンダーが大ヒットするほど、長く活躍されています。

その数年後に登場した、ミノルタのアルファ7000は売れましたし、オートフォーカスが大ブームになりましたが、確か特許侵害でアメリカとの裁判に負けたのにはショックでした。いろんなことで日本が世界に叩かれた時代でもありました。

同時期、オリンパスのCMで大場久美子さんも綺麗でした。