昭和の喫茶店シリーズ。今回は海外「ハワイ」からです。
日本人観光客が海外に行くと、短い滞在時間を有意義に遊ばないと損とばかりに、つい過密スケジュールを組んでしまいがちです。でも、本当は「時間の流れ」に身をまかせ、時の過ぎゆく様を楽しむ余裕を持てば、もっと楽しいバカンスを送ることが出来ます。
1日のスタートも、陸上競技のスタートのように早起きして身支度しない。(笑)ゆっくり起きてシャワーを浴び、丁度みなさんの朝食が終わってお客がいなくなる時間に、遅い朝食を僕は摂ったものです。人のいない緑陰が涼しいテーブルの側に、人が食べ残したパンをついばみに小鳥がテーブルにやって来ます。
この光景が何とも「のどか」で・・未だに心に残っています。コーヒーも飲み放題のものではなく、「コナ・コーヒー」をきちんとオーダーして、本場の味を楽しみました。ここはハワイのロイヤル・ハワイアン・ホテルの喫茶なのですが、もう1度行ってみたい場所です。
朝食を終えて、さて、どんな1日にしようかと散歩をすると、プールが目に入って来ます。この緑が鮮やかで、毎朝とても良い気分でした。この写真は現地で僕が撮影した、奇跡の1枚。よくこんな場所を撮影してたな~と思います。当時はフィルムや現像が高価だったので、無駄に何気ない景色を撮影しない時代でしたから。