成人の 民族衣装を 眺めたる
馬糞 Bafun
今日は成人の日である。
あでやかな振袖姿が目を引く。
着物は世界に類例のない美しい民族衣装である。
民族衣装という表現は、異邦人のようだということでもある。
成人式は、自分の経験も含めて、あまりめでたいという実感がない。
成人のめでたさとは何なのか。
ただ、二十歳になったから選挙権を与えるという儀式なのか。
成人への祝福は、祖国への責任を共有するということにある。
競争は本来神聖でなければならないが、現実の競争は弱肉強食型
の唯物論的欲望と恐怖の競争である。
そうした粗野な帝国主義がチャイナに渦巻いている。
祖国の安全と平和を護るためにも、世界の平和を護るためにも軍事
は欠かせない。
個人においても武器の携帯が許されていない以上、素手で戦う武道
は標準的に教育されるべきことであろう。
そこに、新しい兵役を考える意義がある。
※ 「竜馬のごとく」・・・ モズであろうか・・・。
【成人式再考~ 軍役教育卒業を成人式とせよ】
祝福すべき成人式とするには、何が足りないのだろうか。
思うに、軍役卒業式でありたいものである。
軍事教育こそは、責任ある国民教育の根本というべきである。
軍役は、防衛短大ないし、防衛高等学校で実施し、体役、知役両道
で構成する。
体役は、基礎体力、護身術、軍事基礎教練、介護実習、救護実習、
航空機操縦基礎、給食実習等で構成する。
知役は、国家論、軍事論、介護・救護基礎、地政学、政治学、法律
学、兵器入門、数学、通信報告実習等で構成する。
もちろん、理工系と文系の区別はあってよい。
高卒は防衛短大2年間、中卒は防衛高等学校5年間の軍事教練を課
し、その卒業を持って成人式とする。
軍役訓練なくして成人としての権利発効を認めない。
25歳までに、軍役を終了しなければならない。
さらには、防衛大学のみでなく、退学処分を受けた小中学校生を対
象とする自衛隊予備小学、予備中学校を新設する。
いじめ犯罪を犯す生徒は、厳しく処罰し、退学処分として防衛予備学
校送りとすればよい。
本来、軍事教育こそは、文武両道の義務教育の本体をなすべきもの
である。
その主管は、防衛省とすることで、自衛隊の構成の仕方、予算の活
用法も変わるであろう。
防衛予算は膨らむが、その大半は教育に投資される。
自衛隊一本で苦しい隊員募集をするよりもよほど防衛力強化と進化
に繋がる。
それだけではなく、崩壊している学校教育の補正と、空洞化した体育
教育復活の処方ともなるであろう。
高等学校の学費無償化という国費支出をするならば、防衛高等学校
として実施するべきであろう。
祝福すべき成人を再考するべきである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi