挟み岩 生まれ出でたり 奥の院
梅士 Baishi
今日は行きも帰りも小雨の中を小走りに通勤往復した。
若杉山を駆け下りた足の筋肉痛もなんとか走れるものである。
若杉山は、朝鮮を征伐した神功皇后や空海、善無為三蔵などゆか
りの信仰の山である。
山頂下には奥の院があるが、その手前にくぐり岩や通り抜けるの
がやっとの挟み岩というのがある。
鎖につかまりながら、リュックもカメラもガシガシと岩にこすりつけな
がら通り抜けると、そこに奥の院の山小屋のような社がある。
本来、生まれ出たような新鮮な境地で入る社であろうが、おぎゃ~
と泣く気分でもなく、誰もいない「奥の院」をさしてありがたくもなく抜
け出して、そっけない若杉山山頂に腰をおろしたのだった。
みかん一つで喉の渇きを潤すと、日没近い山道を一気に駆け下り
ることにしたのである。
登山では下り道に「膝が笑う」というほど、疲れた足が、かくん、かくん
とへたるものである。
下り道は息を切らすことはないが、踏ん張る足に力が抜けそうな負
担がかかるものである。
それで三日目の今日も筋肉痛が残ったのだった。
しかし、筋肉痛というのは、運動の快感でもある。
生涯是遍路という運動を楽しみたいものである。
さて山ではすっかり銀杏は葉を落とし、残る落葉樹も草も黄葉に染
まっていた。
花が少ないと思っていた秋口の彩が懐かしく思えることである。
山歩きには良い季節であるが、風景はすっかり寂びて手が凍えて
しびれる修行の山に変わってしまう。
そんな中にも、南天の赤い実や木イチゴの実が鮮やかであった。
自分もどうやら世捨て人の類であるらしい。
しからば、閑吟集の類に親しむとするか・・・。
室町時代の文芸にも疎遠であるが、少し足利の時代に遊ぶのもよ
いかもしれない。
【 反与党が野党という有象無象の便所虫 】
栃木の「みんなの党」の造反組が分裂し、橋の下の「維新の党」も
ちぎれたミミズの尻尾のようにチロチロと蠢き、反日左翼の「民主党」
とも野党仲間としてつながろうとしているのだろうか。
これが政党民主主義のレベルかと軽蔑してしまう。
離党については議席返上が筋であろう。
実に、モラルがない。
少しも媚びるところがない幸福実現党を見習うがよい。
幸福実現党は野党というべき議席もないが、立派な野党である。
野にあって貧乏している。
しかし、国家に対する責任として、与党の政策に反映する智慧を出
している。
各政党は政党としての未来ビジョンを示さなければならない。
それができないのであれば、潔く、自民党か幸福実現党の軍門に
下るべきである。
政策が近いのであれば、その部分で与党とでも連携してよいはず
である。
愛国の政党であってほしいものである。
共産党に愛国心がないならば、歳費を食むべきではあるまい。
国会でその愛国心を問うとよい。
反日グループに政治を委ねるわけには行かないではないか。
反日公務員もまた許されてよいはずがないではないか。
独立国家としての気概を求めたい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党