いろは島 花色愛でて 蟹を食い
中村 梅士 Baishi
伊万里湾は海賊好みの入り組んだ地形をしている。
九十九島のように小島が点在するところに、国民宿舎
いろは島があり、町営から民間に経営が替わってから、
評判がよくなった。
場所のわかりにくさもあり、敬遠されたが、唐津駅か
ら送迎バスが2便出ているということで、足を伸ばすこ
とにした。
桜の咲き始めたとてもよい季節である。
海の眺めは心を和ませる。
海鮮料理と海の景色が魅力である。
温泉は循環式だが、ぬるぬる感のあるアルカリ性の天
然温泉だった。
しかし、学生時代の下宿を思い出させる外便所だった
り、階段バリアがあったりで、自立歩行ができる元気な
老人でなければ利用は難しいだろう。
トイレの充実とバリアフリー化は観光地の生命線だが、
自然に恵まれた地域観光の最大の課題だろう。
ミステリーゾーンだったいろは島を体験できてよかっ
た。
売店には、珍しい「ツワ」が売られていた。
もう長年目にしない幻の山菜である。
上物とはいえないが、一束100円という安さである。
帰ってから早速皮むきをした。
指がアクで黒くなった。
ツワを山に採りに出かけ、家族で皮むきをした昔が懐
かしく蘇った。
アク抜きをしたので、鶏肉や油揚げを入れて煮付けた
いと思う。
さて、今日は昨日に続いて冬型の気圧配置で、風が冷
たい。
花冷えというやつか。
今日は新年度元旦というべき4月1日である。
新年度の計は4月1日にあり。
しっかりと見通したい。
今日11時に新元号が発表されるという。
日下公人先生は天皇の祈りのおかげで現代日本が支え
られているのだと皇室に敬意を示しておられる。
たしかに否定できない実態かもしれない。
しかし、そのような宗教性を皇室に感じ取ることがで
きないのも事実である。
最高位の神官という自覚がおありなら、そのよう振る
舞うべきである。
英霊に対しても礼儀があろう。
祈りの力というなら、幸福の科学の足下にも及ばない
のだから。
日下先生の発想は斬新であり、既成概念にとらわれな
い自由な発想にはいつも目から鱗である。
しかし、新元号は「西暦」とすることを主張しておき
たい。
これにも、斬新と言うべき発想があるのだ。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party