虫の声 さすがに冷えて 震えたり
中村 梅士 Baishi
今朝の気温は17℃を下回った。
虫の声が震えるように聞こえる。
異変を感じているかもしれない。
あの強烈な暑さから一転して急に冷え込んでいる。
天気予報も軽くいなされている。
台風の当たり年だという予報だったが、歴史的台風といわ
れた10号も前評判ほどの勢力にはならなかった。
太平洋上にも次の台風になりそうな雲は見えない。
台風ファンにとっては、気になるところである。
手植えのリコリスが三本の花穂を出したが、満開になった。
白いリコリスの花がほんのりと朝陽に染まった。
今日も秋晴れになりそうである。
今日は敬老の日というが、自分も行政区分上、高齢者の領
域に入っているそうである。
敬老だなんて、今の日本には絶滅した価値観だろう。
健老のほうがよいと思う。
『魔法と呪術の可能性とは何か』を拝読した。
魔術師マーリンとは英国のアーサー王をサポートした巨大
霊能者である。
なじみのない名前だが、幸福の科学をサポートするエドガ
ー・ケーシーの系列であるらしい。
続いて、ヤイドロン様に守護してもらう体制で、役小角の
霊言が録られたようである。
役小角は9次元神霊エンリルの分霊と言われ、裏霊界の裏
ボスといわれるほどの強い法力を持つ仙人として警戒された
のだろう。
一斉風靡した高橋信次は幸福の科学に出入り禁止となった
事情もあるだろう。
ところが、役小角はいかにも紳士的で広範で整然とした論
理を展開した。
唯物論のはびこる世相を嘆き、信仰が尊重される世界を作
りたいのだと正論を述べる。
なぜ山岳修行なのか、裏世界の役割をどう考えているのか、
愛と力をどう考えるか、高橋信次をどう考えているかという
ことも聞いてほしかった。
競争社会にいる者はいわば戦士である。
戦士である以上、愛のために戦う武力が必要である。
その武力に相当するのが法力であろう。
裏に封じられているのは、力自慢が過ぎるからであろう。
力は慢心しやすい。
もう一つは組織戦を苦手とする点が弱点であろう。
孤高なのだ。
それが裏世界なのだろう。
現代日本に欠けているもの、それは、武道教育と宗教教育
である。
武道で胆力と礼節を養い、宗教教育で世界観と愛を学ぶ。
やはり、日本はやり直さなければならないだろう。
唯物科学の延長線上に未来がないように、現代政治の延長
線上にも日本の存続はないということである。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party