felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

悲運の161形 金太郎塗装の165号

2016-10-20 21:14:15 | 趣味の写真
2014年の10月に懐かしの金太郎塗装に塗り替えられファンの注目を浴びた阪堺電車の165号。
だが、塗り替え直後に不具合が見付かり、結局営業運転に就かないまま廃車となってしまった悲運の161形車両である。
そんな165号が、ここ4~5日前から我孫子道車庫の東端に留置されている。

塗装の劣化を防ぐためか、比較的庫内に止められている事が多かったこの車両。
塗装後2年経つのが嘘の様に色艶ある外観のままである。
ワンマンカーのプレートもそのままに、今にも営業運転に就きそうにも見えるのだが… 

しかし、よくよく見ると中央と右窓にあるはずのワイパーが既に部品取りされている。
外観の状態はどうあれ、やはりこれは廃車体。
悲しい現実がそこにある。

とは言え、このまま次々と部品を外しながら朽ち果てさせるのはあまりにも惜しい。
形だけでもワイパーを差してパンタを上げてのお膳立て。
そんな状態を撮れる有料撮影会でも企画すれば、前回の企画の様にそれなりの集客が見込めるのではないか。
と、私は思うのだが… 

今回の留置は一時的なもので何れまた庫内に移されると私は見るが、165号はこの後どうなってしまうのだろうか…