古民家カフェ「ヤマベボッサ」でランチ。ワンプレートの料理はどれも初めて食べる味で美味しかったけど、一体何なのかわからないものもあった。そして食後のオーガニックコーヒーが、これまた美味しかった。薄くて美味しいコーヒーというのは、なかなかないものです。
本日の最高気温-1℃、最低気温-11℃の松本です。工事の主役は空調設備から舞台照明設備に移行しつつあります。先日、新しい調光操作卓が搬入されましたが、その工場検査で少々トラブルが発生しました。これはまあ完全にメーカー側のミスだったので、定例会議前に経緯説明と謝罪の場が設けられました。結果的には是正なしで受け入れることになりましたが、発注者の市としては(もちろん監理者としても)なぜそのようなことが起こったのか?を問題視すべきであり、今後の再発に努める必要があるということで、現場の意識統一がなされました。どんな現場でもトラブルやミスは発生すると考えています。自慢じゃないけど、何の問題もなく終わった現場なんて、今までひとつもありませんでした(笑)。そこで大切なのは、では何か問題が起こった時にどうするか?ということです。言い訳をする人、他人のせいにする人、逃げちゃう人、色々な人を見てきましたが、自分はとにかくまず真正面で受け止めること。それしかないんじゃないかと思います。謝罪すべきは謝罪して、今後に向けて前向きに検討する。特に監理者という立場の者が受け止めることで、現場の雰囲気は険悪にならずに済むような気がします。あと、たまに関係者を叱り飛ばす人も見ますが、これが自分にはできません。それだから現場の緊張感が欠けるのだ!なんて言われたりしますが、できないものは仕方ないよねえ。逆に叱られて動く現場というのもいかがなものかと。そういう風に考えています。何はともあれ、結果こそ全て!あと1ヶ月の勝負です。
RAIN TREE CROW
20 APL 1991
iTunes
http://www.davidsylvian.com/
David Sylvian、Steve Jansen、Richard Barbieri、Mick Karn。このメンバーにしてJAPANにあらずという奇異なバンドである。リリース当事もまさかJAPANの再現は期待しておらず、デビ・シルのソロに果てしなく近いという意味では、まあ概ね予想した通りの音であったなあという印象である。ミックにもっと頑張ってほしかった感は歪めないが、今となっては何を言っても後の祭り。これはこれとして受け入れるしかない。
久しぶりに聴いてみたら、ウウム、やっぱり暗い。もう少し乾いた感じかと思っていたけど、完全に記憶違い。インスト曲が多くてびっくり。そうか、歌ものはデビ・シルのベスト盤なんかで聴いていたから、インストがやけに耳に付くわけだ。藤原新也氏のジャケット写真は素晴しいです。
TOTO
8 APL 1982
iTunes
http://totoofficial.com
このアルバムをリアルタイムで聴いていたとなると、そこそこの年齢であることがバレてしまう。残念ながらLPは持っていないのだが、復刻版のCD5枚組BOXセットというのを持っていて、その中にちゃんと入っているのだ。というか、TOTOのオリジナル・アルバムでこれが入らないわけがない。それくらい超有名な1枚であると言える。「Rosanna」と「Africa」は、誰もが一度は聴いたことあるのではないか。今聴いても「Africa」はグッとくる名曲である。
70年代から80年代というと、ちょうど音学を聴き始めた頃で、田舎の中学生にとっては洋楽を聴くことがステイタスであった(笑)。やはり最初は何を聴けば良いのかわからないので、こうした有名どころを聴くことになる。ChicagoとかJournyとか、まあ大体そんな感じ。至極健全であったわけだ。その後、英国インディーズの扉を開くまでは。この路線を継続していれば、人生観も多少は変わっていたかも知れない。
陽が暮れると氷点下になる松本です。今日の定例会議も設備部長さんが出席してくれました。音文の館長さんに「とても優秀な設備部長です」と紹介したら「あらあら立派な方を連れて来ていただいて」と恐縮されてしまいました(笑)。というわけで、定例後の現場確認は設備部長さんにお任せして、私は以前天井改修工事でお世話になった松本土建のAさんを訪ねました。自分と同年代のこの人は、市から表彰されるような超優秀な現場代理人さんで、市内業者の間ではちょっとした有名人です。改めて名刺交換をしたら、建築事業部工事部副部長さんになっていました。一つの現場に張りつくことなく、原則社内勤務で複数の現場を統括しているとのこと。「こちらが民再でゴタゴタしているうちに、偉くなっちゃいましたねえ」と言ったら、「ただ面倒なことを押し付けられているだけですよ」と、あの頃と変わらない笑顔で答えてくれました。そして、我が社のことをとても心配してくれました。偉くなっても変わらない人は変わらないし、そもそも偉いかどうかなんて、偉くない人の僻みなのかもしれませんねえ。また機会があれば一緒に仕事がしたいなあと思いました。