マイナンバーカードを受け取りに朝から市役所へ。新しくなってから中へ入るのは初めて。
坂本龍一
17 JAN 2022
Apple Music
http://www.sitesakamoto.com/
シンセサイザーの音が好きな人にはたまらない。前作「async」も良かったけど、この「12」はもっと良い。色々なことが起こったこのタイミングだからかも知れないが、じっくりと聴き入ってしまった。アンビエントのようであり、ピアノソロのようであり、実に教授らしい音楽である。しかし、曲名を覚えるのは難儀である。新しいスピーカーは良い感じで鳴っている。狭い部屋を稀有な才能で満たしてくれる。そしたらなぜか部屋の整理をせずにはいられなくなった。長年溜め込んだ「a+u」も処分した。まだまだ処分するものは沢山ありそうだ。教授はいつも人生の節目に大切な何かを教えてくれる。
新年早々ブックシェルフ・スピーカーを新調。静岡で購入して既に20年以上使用しているTANNOIから、いよいよDALIにバトンタッチである。色々と調べてみると、このDALIのMENUETというモデルは、やたらと評価が高いのだ。まあ、お値段もそれなりなので期待していたのだが、なるほどこれはすごい。中高音域がとてもきれいに響く。確かに低音域は大口径のフロアスタンド・スピーカーには及ばないものの、とても引き締まった音である。BOSEのブルートゥース・スピーカーの重低音とも全然違う。小音量でも十分楽しめるところが良い。今年は音楽にお金をかけようと思っている。
ROBERT GLASPER EXPERIMENT
28 FEB 2012
Apple Music
http://robertglasper.com/
すっかりどハマりのRobert Glasperであるが、グラミー賞を受賞したこれぞ出世作というアルバムを聴く。そういえば、どこかで見たことあるようなジャケット・デザインである。Blue Noteからリリースされているものの、これはもうJazzではなくR&Bアルバムだね。10年前の作品ではあるけど、今聴いても最先端な雰囲気がある。革新的オシャレさなのだ(この表現がダサい)。圧巻はやはり2曲めのErykah Baduである。半端ないその存在感は、このアルバムのメンツでも群を抜いている。必聴の価値あり。
たまたま聴いた「BLACK RADIO III」というアルバムがとても良くて、Robert Glasperというアーティストが頭にインプットされた。JazzでありHipHopでありR&Bであるというジャンルレスなその音楽は、聴いていて非常に心地よい。色々調べていたら、何と近々来日公演があるではないか!しかも前から行きたいと思っていたBlue Note Tokyoである。そして、チケットはまだ残っている。これだけ条件が揃って行かないという選択肢はないだろう。
Trioということでもう少しゴリゴリのJazzを想像していたけど全然そんなことはなくて、全体的に「BLACK RADIO III」の世界観が再現されていた。おしゃれなClub Musicに生演奏の迫力が加わった感じ。会場は思ったよりこじんまりしていた。ステージが目の前で一体感がある。観客の年齢層も予想より若かった。一人で行くと相席になるのが少々気まずい。しかしまあ全体的に大満足の一夜であった。特にラストの曲(ネタバレになるので秘密)は鳥肌が立ったわ。まだまだ経験したことがない世界がたくさんあるのだ。