相変わらずCDを買ってるわけですが、いつものように新宿のタワーレコードで購入したら、A2版のポスターをもらいました。どうやらショップごとに国内版購入特典が異なるようで、Amazonだとステッカー、HMVだとポストカード&MUTEレーベルロゴステッカー、ディスクユニオンだと缶バッチなどとなっているようです。
というわけで、早速ポスターを飾りました。額装されたピーター・サヴィルが置かれると、部屋の空気も若干変わったような気がします。
New Order
23 SEP 2015
iTunes
http://www.neworderonline.com/
最高にかっこいい!実に10年ぶりの新譜は、MUTEレーベルからのリリースである。高まるだけ高まった期待は、まったく裏切られることがなかった。一部ではダンス・ミュージックの復活!と噂されていたけれど、それほど強い印象は受けなかった。それより何より、やっぱ New Order だなあと、しみじみ思ったのだった。かれこれもう30年くらい聴き続けているのか。変わらないなあ。この歳になってまた新譜を聴くことができるという奇跡を喜ばずにはいられない。
悲劇とともに語られることが多いせいか、非常に内相的なイメージがつきまとうバンドである。でも、それで何が悪いと開き直ったところが、逆に強みとなっている。ソロ活動に没頭しようが、メンバーが脱退しようが、バンドは存在し続けた。それが運命と言わんばかりに、こうしてまた最高傑作を世に送り出した。フッキーがいなくても、わりと上手くいったんじゃないかな(笑)。
New Order というのは、やれポスト・パンクだ、やれアシッド・ハウスだと、どうしてもサウンド・スタイルがクローズアップされてしまう。もちろん、それだけクオリティが高い音を構築しているわけだけど、個人的にはバーニーが歌い奏でるメロディーにこそ、その魅力があるのではと思っている。「Restless」から「Singularity」といきなり飛ばすあたりは、「GET READY」あたりを彷彿させるが、真価は「Academic」や「The Game」みたいな地味な曲にあるような気もする。
改めて、自分のセンスにいちばん近いバンドであることを認識した最重要アルバムとして、生涯語り継がれるであろう。心して聴け!
だいぶ涼しくなってきたので、いよいよ待望のカラーレスのシャツを購入する。秋冬っぽく渋いブルーグレーのストライプである。白だと似非建築家みたいになっちゃうから(笑)。カラーレスは着こなしが難しい。どちらかというと、ラフに羽織るのが良さそう。さて、上手く着ることができるか?
Jリーグ・ディビジョン2 第34節
2015年9月27日(日)13:00キックオフ
札幌ドーム(SKY)
コンサドーレ札幌 0 - 0 ザスパクサツ群馬
天才、小野伸二も36歳になるのか。今日はバースデイ・ゲームということで、今週末のJ2は札幌戦をチョイスする。ゲームキャプテンは河合竜二だ。このあたりも、浦和サポーターの心をくすぐるものがある。みんな元気でやってるなあ。それにしても、画面に映る札幌ドームの光景は、サッカー・スタジアムとしては異様である。フェンスが高いんだよね。ゴール裏の客席は、斜めになってるし。そこはやはり野球場なのだ。芝生の状態は良さそうだけど。
昔から運動量の少なさには定評があった小野だけど(笑)、プレースタイルはほとんど変わっていない。柔らかなボールタッチもそのままである。ワンタッチ・パスで局面をひっくり返す期待感も相変わらずだ。ただもう少し動きがあれば、もっとボールに絡めるし、もっとチャンスを作り出すことができるのに。まあ、それが小野伸二であると言ってしまえばそれまでだけど。
札幌も群馬も連敗中であり、どちらも本調子ではない。また、鹿島と浦和の激闘の翌日観戦ということもあって、かなり物足りない内容ではあった。当然ながら、トップ・リーグとセカンド・リーグ には、決定的に差があるということだと思う。
Jリーグ・ディビジョン1 2ndステージ 第12節
2015年9月26日(土)15:00キックオフ
県立カシマサッカースタジアム(SKY)
鹿島アントラーズ 1 - 2 浦和レッズ
興梠
武藤 高木
梅崎 阿部 柏木 関根
宇賀神 槙野 森脇
西川
槙野が戻ってきたら、那須が出場停止。なかなか3バックが揃わない。選手の並びで見たら4バックかもしれないけど、システムで考えるとやはり3バックのような気がする。試合開始直後にお互い得点を決めた後は、拮抗した展開が続いていたが、徐々に鹿島のペースに傾いていった。浦和は柏木君の自由を抑制されたため、前線3人へのボールが入り難い。サイドへ流れれば、逆にその裏を狙われる。マークが崩れる場面が何度もあった。
後半はズラタンと青木を入れて、完全なる3バックに変更する。いつも通りのシステムに落ち着いて、ポゼッションも安定した。鹿島と戦うには、やはりこの方が得策である。リズムを掴んだ試合運びが功を奏して、興梠の勝越しゴールが決まった。逆に鹿島はベンチの動きが遅かった。ダヴィと金崎の出来が良かっただけに、タイミングを逸してしまったのかも知れない。采配としては、これが明暗を分けたとも言える。
いちばん好きなクラブといちばん嫌いなクラブの対戦というのは、観ている方にとっても否が応でも盛り上がる。選手個々の小競り合いも含めて、戦っているなあということが実感できる。圧倒的な緊迫感。サッカーの面白さというのは、こういうものだろうと思う。これがリーグトップレベルの試合である。浦和が持っているのは、お金だけじゃないよ。鹿島には絶対に負けないというプライドも持っているのだ。
しかしまあ、今年はまったく当たらないね。
A組シングル
1 山形×仙台 1
2 湘南×横浜M 0
3 鳥栖×甲府 1
4 F東京×松本 1
5 新潟×川崎 2
B組シングル
1 鹿島×浦和 2
2 G大阪×柏 2
3 名古屋×神戸 0
4 札幌×群馬 2
5 水戸×岐阜 1
いつも通り200円の勝負。
今シーズンの成績 0勝62敗 +¥0−¥6200=−¥6200
毎度おなじみ、スタイリストのイワオ氏に髪を切ってもらう。最近の話題は、専ら増え続ける白髪について。二人で出した結論は、染めるべからず!年齢に抗うことなく、受け入れることこそがかっこいいのではないか?自分より若いイワオ氏は、ある確信を得ているようにスタイリングを構築する。素人目にわかることは、以前より短くなったかなあということ。それでも、らしさを大切に。年齢の上下に関係なく、一流の人から学ぶことは多い。
Jリーグ・ディビジョン2 第33節
2015年9月23日(祝)17:00キックオフ
ヤンマースタジアム長居(SKY)
セレッソ大阪 2 - 2 水戸ホーリーホック
しばらく見ないうちに、J2はますます混戦模様を呈している。C大阪は3位、水戸は18位というポジションにいて、残りはあと10試合である。試合の結果が昇格と降格に直結するだけに、緊張感を緩めることは許されない。特にプレッシャーがかかるのはC大阪の方か。山口と扇原のボランチだけでも群を抜いているのに、ツートップは田代とエジミウソンである。エジ、いつの間に?ある意味、水戸は常にチャレンジャーとして戦える。今シーズンは劇的な巻き返しは望めないけど、これをアドバンテージとして利用しない手はない。
前半をスコアレスで抑えた水戸は、いつものように船谷を投入して後半勝負に出る。これまたいつものように、律儀にキャプテンマークが馬場から船谷に渡される。その船谷の左足が、見事なミドルシュートを決める。いやいやC大阪のプレスが甘過ぎた。しかし、C大阪もすぐに田代が同点ゴールを決めて追いつく。なかなか見応えのある攻防が続くではないか。どちらにとっても、勝点1では納得がいかない。C大阪が逆転したかと思えば、最後の最後に水戸が追いついてしまった。いやはや、終わってみればすごい試合だった。
終了間際のコーナーキックで、水戸のGK本間が上がった。元浦和のGKは上がるのだ。気持ちを見せるのだ。それが結果をもたらすのだ。
松本×山形はJ2じゃないからね。念のため。
A組シングル
1 松本×山形 2
2 札幌×岐阜 2
3 長崎×金沢 1
4 東京V×大宮 1
5 徳島×横浜C 2
B組シングル
1 群馬×磐田 2
2 千葉×栃木 1
3 京都×岡山 2
4 愛媛×讃岐 1
5 熊本×福岡 2
いつも通り200円の勝負。
今シーズンの成績 0勝60敗 +¥0−¥6000=−¥6000
日建設計
NOV 2010
S+RC / −2F+1F / 3,720m2
https://www.hoki-museum.jp/
外房線土気駅から千葉市郊外の住宅地を歩いて行くと、ちょうど昭和の森公園との境に突然このチューブが出現する。周囲は普通の戸建住宅なだけに、無骨なウネウネ感は異質である。例の鋼板構造による30mキャンチレバーが、強烈な印象を与える。ウウム、美術館というより工場か、あるいはスケールオーバーの工業製品そのもののようでもある。
実際に順路を巡ってみて、地上1階、地下2階というのは、敷地の高低差と動線計画によって導き出された必然の結果なのかも知れないと、妙に納得してしまった。四角い箱での鑑賞に慣れてしまっているので、微妙なカーブに添った回遊は新鮮である。動線がすなわち形状となり、建築へと昇華する様は、非常にエキサイティングなものだ。
この美術館の設計は、建築家と呼ばれる先生ではなく、日建設計という組織によるものであることが非常に興味深い。まあ、山梨知彦氏は立派な建築家であり先生であるけれど、組織においては、執行役員であり管理技術者である。個人と組織の関係性から生み出される仕事の在り方。やはりそこには、何かしらの面白さが潜んでいるような気がする。