今度の天井は手強いぞ。
APHEX TWIN
19 SEP 2014
AppleMusic
https://warp.net/artists/91436-aphex-twin
寒い冬の夜はテクノが良い。ドン!ドン!ドン!ドン!ますます寒くなりそうなクールなものが良い。チッチッチッチッチッチッチッチッ。というわけで、Aphex Twinである。渋谷のタワーレコードで再発版新品を購入する。コレはジャケットまでクールだ。そして重たい。何しろレコード3枚組である。1面2曲ということになるので、まるで12inchシングルのように忙しい。きっと音は良いのだろうけど、ウチのシステムでは、そこまでの違いがわからない。まあ、CDやDLよりは良いかなあという感じ。テクノは重低音がきちんと鳴るスピーカーで聴きたいものだ。
NEW ORDER
6 DEC 2005
Apple Music
http://www.neworder.com
オリジナル・アルバムもベスト・アルバムもライブ・アルバムも、それに12inchシングルだって、そのほとんどを所有しているので、油断してリリース当初購入しなかったのがこのベスト・アルバムである。しかしそれは大きな間違いで「Here To Stay」が収録されているアルバムはこれしかないのだ。リリースされたのは、大好きな「Get Ready」と同時期であり、共同プロデュースがCHEMICAL BROTHERSというから、それはもう最高以外にあり得ない。本当にNEW ORDERらしいメロディが切なくてよろしい。それ以外の曲も、アルバムとシングルの微妙な違いを聴き比べると面白いので、NEW ORDER初心者というより上級者にオススメです。
NEW ORDER
21 DEC 1985
Apple Music
http://www.neworder.com
中古レコード掘り出し物シリーズ。これも幡ヶ谷のELLA RECORDS で購入。いわゆる悪ノリが激しいリミックスである。A面はまだしも、B面の「Dub-Vulture」に至っては、曲が完全に崩壊してしまっているではないか。そしてこのジャケットである。デザイン志向のはずが、ただの真っ黒な穴空きスリーブという変化球。ピーター・サヴィルはどうした?しかし、これはこれでかっこよく見えてしまうから不思議だ。バーニーの弱々しいヴォーカルといい、なんともツッコミどころ満載なのであった。こういうレコードが会社の近所で買えるというのもすごい。
PET SHOP BOYS
12 SEP 1994
Apple Music
http://www.petshopboys.co.uk/
音楽も書籍もデータで所有する時代である。そんな中、CDだのLPだのを買い漁っているのは、いかにも時代遅れなことはわかっている。わかっていても止められない。というわけで「DISCO」の中古LPに続いて、今度は「DISCO 2」の中古CDを購入する。ちょうどバブルが崩壊した頃にリリースされているが、内容はそんなの関係ない!と言わんばかりのイケイケのノンストップ・ミックスである。時代遅れというより、あまりのディスコぶりに笑ってしまう。これはさすがにPSBじゃなかったら、絶対聴かないだろうなあ。ジャケットはかっこいいんだけどね。
COLDPLAY
10 JUL 2000
Apple Music
http://www.coldplay.com
COLDPLAYにしろRADIOHEADにしろ、バンドの進化速度は純情ではない。これが未来の音なのか。近年リリースされたアルバムを聴くと敬服する反面、過去の音も良かったのになあと、しみじみ感慨に耽ってしまう。そりゃあ、20年経てば色々なものが変化する。変化しなければ生きていけない。それはわかっているけどちょっと寂しい。というわけで、COLDPLAYのデビュー・アルバムをじっくり聴く。商業的でも芸術的でも革新的でもない音楽は、シンプルに美しいのであった。
EVERYTHING BUT THE GIRL
1984
Apple Music
http://www.ebtg.com/
中古レコード掘り出し物シリーズ。これはデビュー間もない、EBTGがネオ・アコースティックと呼ばれていた頃の12inchシングルである。中古市場ではちょいちょい見かけるから、それほど希少価値がある物ではない。もっとも世はレコード全盛期のものということもある。いずれも3分程度の曲なので、レコードをかけるのが億劫になるくらい、あっという間に終わってしまう。しかしB面2曲目の「Gun Cupboard Love」は、必聴の価値ありの名曲です。
EVERYTHING BUT THE GIRL
1 JAN 2005
Apple Music
http://www.ebtg.com/
リミックスというものに価値を感じるかどうかは、その人が聴いている音楽のジャンルによって違うのではないかと思う。そういえば、ハードロックやヘビーメタルのリミックスというのは、あまり聞かない。やはりクラブカルチャー、DJカルチャーが礎となって、デジタルな音が発展した形式と考えることができる。
1995年から2004年というのは、EBTGにとって正にアコースティックからデジタルへ移行した時期である。誰がこの劇的な変化を予想できただろうか。しかし、蓋を開けてみると意外としっくりきていて驚いた。どちらが好きかと問われれば、間違いなく後期を推すことになる。特にリミックスは、秀作揃いでどれも良い。
それにしても、すごいタイトルだ。
AQUALUNG
13 MAR 2007
Apple Music
http://www.aqualung.net
たまたまジャケ買いした2ndアルバム「Still Life」がとても気に入ったAQUALUNGなのだが、どの程度の認知度なのか、人気があるのかないのかまったくわからない。そういう状況で音楽だけを聴くというのは、本当に珍しいと言える。これもたまたま見つけた中古CDを購入。14年前にリリースされた3rdアルバムなので、これまた情報がないまま聴くことになった。
とても英国的というか、とても内向的というか、とにかく暗く静かに沈んだ音は相変わらず。そんな中に澄んだ空気が漂っている感じ。仕事終わりの帰宅時は、こういう激しくない音楽を聴くに限るのだ。