椎名誠
10 JUL 2000
文春文庫
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「赤マントの旅は振り返ると、これらの旅セットを十年間使ってきたことになる。そして今また旅の空の下、十年間何も変わらないことを悲しみよろこびつつ見上げた向こうの山の彼方にふくよかなブタマンのような月が出ている。」
という本を読みました。自分もまあ同じことをひたすら続けるタイプである。何に対しても興味を抱くということがなく、興味の対象は非常に限定されている。よく言えば「ブレがない」悪く言えば「世界が狭い」ということ。でも、そうしてある程度まで生きてきたので、その価値観はもう変わらないだろうなあと思う。いつもの風景の中で、いつもの時間を過ごす。それはこの上なく幸せなことである。
椎名誠
10 OCT 2006
文春文庫
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「そうしていろんな知り合いがそろそろ定年を迎えるようになり、仕事から解放されるという話を聞いて羨ましいような、しかしいきなりの自由時間だらけになってそれに慣れるまでの対応が大変であるような、けっこう複雑な思いでかれらをみている。」
という本を読みました。忙しいと暇に憧れ、暇だと忙しさに憧れ、なかなか上手く行かないものだ。暇ができたらアレをやろうコレをやろうと思っていても、いざ暇になると何もやらなかったりして。そもそもそんなに暇なんて訪れないし。解決策としては「暇ができたら」という考えを改めること。やりたいことがあれば、どんなに忙しくてもやること。そうすると暇ができなくてもイライラしない。
MAROON 5
3 NOV 2017
iTunes
http://www.maroon5.com/
こちらも毎度おなじみMAROON5である。明るくなったBECKに対して、こちらはどちらかというと暗くなった印象を受ける。POPはPOPなんだけどお気楽さは感じない。まあ、人生いろいろな時があって、はしゃぎたい気分じゃないんだよね。それはそれで良いと思う。
今っぽい(という言葉が今っぽくないが)音楽を代表するのが、このMAROON5みたいな音楽なのではないか。時代性というものに対して柔軟な対応ができるのも、それは立派な才能である。頑なに己を押し通すことが良しとされた時代もあるし、今でもそういう評価軸は存在する。しかし、それが本当にかっこ良いのか?ある程度時代に流されているのも悪くないような気がしている。
フットサル・シューズを新調。アディダス一筋30年以上になるけど、三本ラインがないデザインを履くのは初めてである。なんか学校の上履き見たい。水曜日の練習が楽しみだなあ。しかし、いよいよ何しに会社へ行ってるのかわからなくなってきた。
明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第15節
2018年5月19日(土)14:00キックオフ
パナソニックスタジアム吹田(DAZN)
ガンバ大阪 0 - 0 浦和レッズ
この時期は、否が応でもW杯と日本代表に関心が行く。日本代表に選出された槙野と遠藤は、浦和の守備の要だけど、それだけではない魅力を持っている。二人共前線まで上がって行くことがあるし、特に遠藤はそのパス・センスにおいても非凡なるものを感じる。そういうところが今日の試合に出れば良いなあと思いながら、AXISの試合でヘロヘロになった体でDAZN観戦。
武藤 興梠
柏木
宇賀神 橋岡
青木 長澤
槙野 マウリシオ 遠藤
西川
お互い攻めるし守るし、ボールはよく動いている。決定機も何度か作り出した。白熱した良い試合でしたねえ。まあ、そう言えなくもない。もちろんゴールが一つも生まれない試合だって、面白い試合はたくさんある。でも今日の試合は、そういう試合ではなかったように思う。不調チーム同士がもがいている。よく守り切ったといよりは、どうしても得点できなかったという印象が強いのだ。ウ〜ン、これで大丈夫なのだろうか。
李 マルティノス
武藤
宇賀神 橋岡
柏木 山田
槙野 マウリシオ 遠藤
西川
ここでリーグ戦は一時中断される。浦和にとっては、いよいよ本格的にチーム再建が施される重要な時期となる。オリヴェイラ監督の手腕も試される。是非とも、今日の試合のようなモヤモヤした雰囲気を一掃してほしい。西川と東口のユニフォーム交換を見ながら、切にそう願うのであった。しかし、やっぱり日本人ナンバーワンGKは、西川周作だと思うけどね。
全日本設計事務所リーグ17-18シーズン第8節
2018年5月19日(土)12:30キックオフ
三郷江戸川河川敷サッカー場
AXIS 4 - 0 ZOO
タイミング良く左サイドを駆け上がりたい。そう思っていても、やはり守備を第一に考えなければならない。前へ行ったら戻って来るのも一苦労。もちろん、周りの選手がフォローしてくれる。でも、それに甘えてばかりもいられない。今日は一回、カトとのワンツーで前へ出た。左脚のセンターリングはへなちょこだったけど、非常に気分が良かった。
それにしても、天気が良くて気持ちが良い。青い空と緑の芝が気持ち良い。4-0の快勝で気持ちが良い。しかし今日はなぜか左脚を蹴られまくった。そこはボールじゃないぞ。というわけで、湿布を巻いて腫れが引くのを待つ。
ガンバには勝つだろう。
A組シングル
1 G大阪×浦和 2
2 名古屋×柏 2
3 鳥栖×F東京 2
4 湘南×磐田 0
5 鹿島×仙台 1
B組シングル
1 横浜M×長崎 1
2 川崎×清水 1
3 広島×C大阪 1
4 神戸×札幌 2
5 大宮×岐阜 1
いつも通り200円の勝負
今シーズンの成績 0勝18敗 +¥0−¥1800=−¥1800
木之本興三
25 JUN 2013
ヨシモトブックス
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「日本サッカーを救うにはプロ化しかない。遇直に信じた。毎日は働けない。その分、人よりも激しく生きた。プロ化に奔走している時、生きている実感に包まれた。早くしないと死んでしまうと思うほどに焦りが増した。」
という本を読みました。GWに集中して読みましたが、いやいや引き込まれましたね。Jリーグ開幕とか軽やかなものを想像していましたが、かなり重厚な内容でした。日本サッカーのプロ化への動向が細かく書かれており、歴史書としても興味深いものがあります。アマチュアからプロへ、組織がどのように変わって行くのか。その組織において個人として何ができるのか。上手くいく時もあれば行かない時もある。それでも信念は曲げない。そういう勇気を感じました。
明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第14節
2018年5月13日(日)14:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(DAZN)
浦和レッズ 0 - 0 サガン鳥栖
GWが終わったとしても、まだまだ連戦は続いている。Jリーガーは本当によく働くなあ。これも全てW杯のためなのだろうが、日本代表より浦和の方が大切だという人だって多いだろうに。このあたりは人それぞれ、価値観の違いということになる。何はともあれ、中断前のホーム最終戦。キッチリ勝点3を取りたいところ。
武藤 興梠
柏木
宇賀神 橋岡
青木 長澤
槙野 マウリシオ 遠藤
西川
前半を守り切ったところで、鳥栖はある程度の手応えを感じたのではないか。確かに決定機は作り出していた浦和だけど、完全に相手の術中にはまったまま時間が過ぎて行く。オリヴェイラ監督は、レフリー・ジャッジに終始不満のようである。イライライライラ。こういう試合はまず勝てない。そのあたりのコントロールは、フィッカデンティ監督の方がしたたかであった。
李 マルティノス
武藤
宇賀神 橋岡
柏木 山田
槙野 マウリシオ 遠藤
西川
浦和はマルティノス、李、直輝を投入して何とか1点を取りに行ったが、さらに自陣に引っ込んでしまった鳥栖のゴールは、最後まで固く守られたままだった。浦和の攻めに問題があったのか?鳥栖の守りに隙がなかったのか?どちらとも言えない幕切れであった。何だかモヤモヤしてスッキリしない。単調な試合展開をDAZNで観ていると、眠くなってしまう今日この頃であった。