いやいや昨日の浦和はひどかったなあ。大分の連敗ストップに続いて、楢崎のJ史上初100無失点試合達成まで演出してしまうとは。そういう相手想いのやさしさは昔から変わってない(苦笑)。まあ、フィンケ体制に変わってまだ半年、今年は一体どこまで結果を求めればよいのか、正直サポーターにもわからない。うまく行く時もあれば行かない時もある。そういうシーズンであることは覚悟しているわけで、チームの方向性さえ間違っていなければ我慢するしかない。ブーイングで気が晴れればそれでよいのかもしれない。
というわけで、いつものようにフィンケ監督の試合後のコメントを読み終えて、そうだ、今日はなでしこリーグR熊本の試合があったのだ!ということを思い出して結果をチェックする。すると、何とバニーズ相手に2-1で勝ってるではないか。今シーズンようやく初勝利である。前節の敗戦を受けて、クラブも選手もサポーターも想うところはきっとたくさんあったと思う。詳しい試合内容はわからないけど、前半2点取って後半1点返されて、それでもそのまま逃げ切ったようである。2試合続けての大量失点だけはさけてほしいと思っていたけど、まさか勝ってしまうとは。大敗の後にこういう試合をされたら、ファンはたまらんだろうね。タイムアップまでのカウントダウンを想像しただけで、こっちまで胸が熱くなってしまいそうである。
毎週末、サッカーの試合は全国各地で行われている。5万人の観衆を集めてしまう人気クラブの試合もあれば、そうではない試合もたくさんある。確かに技術の差はあるかもしれないけど、そこに生まれる感動に差があるとは思わない。だから、どんなカテゴリーの試合でも見られるものは見ておく。幸い埼玉というのは、サッカー観戦に不自由しないところなのである。今週末に限って言えば、浦和の噛み合ないパス回しを見るよりは、R熊本の初勝利を見た方が断然よかったのではないかと思ってしまう。まあ、それでも埼玉スタジアムへ行くのがサポーターなんだけどね。熊本遠いし。
何はともあれ、R熊本初勝利!おめでとうございます。