欅坂46
29 JAN 2020
SRXL-238 ~ SRXL-239
http://www.keyakizaka46.com
これを観たら全てが終わるような気がして、リリースから1月間、開封することができなかった。グループを継続させるために必要なのは、変化である。しかしこのグループは、変化を受け入れることができなかった。個人と組織の関係は、時に両立を許さない。おそらくそのあたりのことが、ドキュメンタリー映画で語られるのではないかと期待している。というわけで、映画公開前に観ておかねばと開封。
突然の東京ドーム追加公演は、破壊へ向かう最高の舞台として用意された。恐ろしいほどの完成度を持ったステージは、これ以上を求めることができないくらいの到達点が示されていた。もう限界。そういうことだ。全てを観終わってそう感じた。平手友梨奈はこれ以上センターに立ち続けることができない。そしてもちろん、センター以外に立つことも許されない。アンコールの「不協和音」、全ての答えがそこにあった。
調子に乗って、ブルータスのバックナンバーもデジタル版で購入。どちらも「アマン京都」で始まるという、このテーマの行き着くところは、やはりそこなのか?しかし一泊10万円超えとなると、まあ縁はなさそうだ。泊まること、籠ること、それが旅の目的となる時代なんだね。なんか妙に納得できるような気がした。