カオスでディープな夜の幡ヶ谷。
THE CURE
1 JAN 2001
Apple Music
http://www.thecure.com/
レコード聴いたり、CD聴いたり、AppleMusic聴いたりしていると、このアルバムって何で聴いていたっけ?ということになる。特にお気に入りのアーティストだと、一通り持っていたりするのでややこしい。今更THE CUREのベスト盤を買おうとは思わないので、ストリーミングで聴いていたら、どうやらこの「GREATEST HITS」の音がとても良いことに気がついた。そういうこともあるのか。そうなると、レコードやCDの音が気になってしまう。きりがないので聴き比べたりしないけど。改めて「Friday I'm In Love」って良い曲だなあと思った。
DAVID SYLVIAN
4 AUG 2023
Apple Music
http://www.davidsylvian.com
デビ・シルのCDボックス・セットがリリースされた。日本未発売ということで、ユニバーサルレコードの通販で輸入盤を入手する。ボックス・セットの概念を覆すデザインの逸品は「オト」よりまず「モノ」としての価値がある。中にはアンビエントのみ収録という、ものすごくアートなものもあるが、総じてデビ・シルらしさに溢れている。「Blemish」とか「Manafon」も良いけど、やはり「Nine Horses」の世界観がいちばん親しみを感じる。もちろん、坂本龍一とのコラボも光っている。これで14,300円はお買い得ではないかと思う。
THE STYLE COUNCIL
1 JAN 1988
Apple Music
https://www.paulweller.com
今年の夏、いちばん聴いたレコードがこれかも知れない。THE STYLE COUNCILのスタジオ・ラストアルバムは、A面とB面で全く異なる雰囲気を持っている(CDやストリーミングだと前半と後半ということになるが)。A面はアコースティックでしっとり聴かせ、B面はいつものスタ・カンでノリノリである。統一感に欠けるし、バンドの迷走も何となく窺い知れてしまう。それがなぜか猛暑の日本の夏にピッタリはまっていた。夏の名残のように、このジャケットは今も部屋に飾られている。