昭和のごはんは、素朴だけれど、てまひまかかる。子育ても終わって、仕事も終わって、時間たっぷりあるから、急いですることはない。鰹節だって、あくせくかかなくても、のんびりかけばいい。コロッケも「おいしい♪」と言ってくれる人を思って作ると笑顔になれる。
ささがきの金平と違って、牛蒡を細く千切りにするのは手間暇かかる。急いではつくれないな。人参は少なめなのがいいというけれど、人参しりしりが美味しいくらいだから人参多くてもかまわない。適当。
ランチのコロッケ。夕飯用には、ジャガイモを丸めただけにしておいた。「揚げてないの?」「アツアツがいいじゃん」