浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

ねむの木の花を初めて見てきた

2022年06月19日 16時41分48秒 | 品川

 

19日、五反田にある旧正田邸の跡地に造られた「ねむの木の庭」の中央にある「ねむの木」が花を咲かせているという情報を得て、初めて花を見に行った。今は区の庭園となっており、係員がいつも綺麗に園内を整備しているので、四季折々いろいろな花を楽しむことができる。庭園名は美智子さまが高校生時代に作られた詩「ねむの木の子守歌」に由来するという。今までに、何回も「プリンセスミチコ」というオレンジ色の有名なバラを見にこの庭園に行ったことがあるが、この庭園のシンボルツリーである「ねむの木」の花を見るのは初めてであった。

「ねむの木」の名前の由来は、夕方や曇天など暗くなると葉をたたんで垂れ下がり「眠る」ことに由来する。一日の中で葉が開閉したり、上下に動いたりすることを就眠運動というが、その名のとおり、暗くなると眠る就眠運動と花の美しさからよく詩歌の題材とされている。特に有名なのは芭蕉の「奥の細道」にある名句「象潟や雨に西施がねむの花」である。漢字では「合歓木」と書き、「歓びが合わさるのでめでたい木」という中国名「合歓」に由来するという。

行ってみると、花がいっぱい咲いていたが、地上にも多くの花が散って落ちていた。花を嗅ぐとほのかな匂いが漂っていた。花は次から次へと咲き、1ヵ月位花が咲いているようである。

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早稲田大学総長再選のニュースで思い出す父親、清玄さんの思い出

2022年06月18日 15時27分19秒 | ニュース

 

18日に田中愛治早稲田大学総長が再選されたというニュース記事を目にしたが、田中氏といえば、お父さんの「田中清玄」さんのことが浮かび、懐かしい思い出がよみがえる。写真を拝見すると風貌は似た感じである。10年前の2012年9月に田中清玄さんの思い出についてブログを書いたが、その一部を紹介(一部修正)してみると。。。

「ドイツ駐在中(1985-1989)、日本からのいろいろなお客様のお世話をする機会も多かったが、その中で、一際、印象に残っている人物が「田中清玄」なる政治の大物フィクサーである。彼は、過去に壮絶な経歴を持つ大物であるが、当時、中国の鄧小平と親交が深く、英国のサッチャー首相(当時)に中国情報を伝えるために、一人で、頻繁にヨーロッパに来ていたものである。まずパリに入って、岸恵子さんに会ってから、フランクフルトに来て、その後、サッチャーに会いに英国に行くことが多かった。ドイツ立ち寄りの目的は、ドイツワインの買い付けである。宿泊は、フランクフルト近郊のヴィスバーデンにある老舗ホテルが常宿になっていて、翌日は必ずヴィスバーデンのワインケラーに行ってワインを相当数買い込む。小生の仕事は、まず空港に出迎えに行って、ヴィスバーデンのホテルまで送り届ける。次の仕事は、ホテルに着いたら、トランクから下着を含めすべての荷物を取り出し、タンスにセットすること。何回かお世話していると、お土産を必ず持ってきてくれた。トランクを開けると、サッチャー宛のお土産に並んで、小生宛のお土産の名札を見て恐縮したのを覚えている。翌日は、いつものワインケラーで、試飲後にいろいろなワインを買い付けるが、これにも同行することになる。このワインは天皇宛、このワインは首相宛とか有名人の送り先をリストにしながら、何種類かのワインを買い込み、これを日本に送る手配をするのも仕事の一つであった。食事時からワイン片手に夜中まで世界の政治情勢や日本の政治の歴史の話を中心に彼の政治談議を聞くのが常で、話についていくのも大変であった。もちろん、翌日に、ホテルから空港まで送り届け、次のロンドン行の飛行機に無事乗せるのも最後の仕事であった。彼のような大物フィクサーのお世話は正直言って大変であったが、書籍をサイン入りでもらったり、いっしょに食事をして、ワイン片手に政治談議をしたり、もうあれから、約25年、月日の経つのは早いが、貴重な経験をさせてもらい感謝するとともに、今となっては懐かしい思い出となっている。」

そんな田中清玄さんの次男が早稲田大学の総長になったことを知った時は大変驚いたが、今回再選されたということで嬉しい思いである。早稲田ファミリーとして、縁の不思議さを感じる次第である。

写真  清玄さんと女主人とワインの試飲

朝日新聞デジタル記事(6/18): https://www.asahi.com/articles/ASQ6K6TZBQ6KUSPT00K.html?iref=comtop_7_04

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昭和は輝いていた「三木たかし特集」

2022年06月17日 21時23分48秒 | TV番組

 

6月17日のBSテレ東の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」は、ヒットメーカーの三木たかし特集、2時間スペシャルで、ついつい懐かしく全部見てしまった。彼は、作曲家として演歌、歌謡曲、ポップス、アニメソングとジャンルを超えて2000曲以上の名曲を世に生み出したが、どの曲も馴染みの深いものばかりで、聴いているだけで、青春がプレイバックする。

彼に影響を与えた4人の人物、船村徹、荒木とよひさ、なかにし礼、阿久悠を軸にその人生を振り返っていた。実妹の黛ジュンも好きな歌手であったが、その「夕月」も彼の作品である(作詞は、なかにし礼)。森山良子の「禁じられた恋」は、彼の最初のミリオンセラーとなったとのことである。その後、2年位スランプがあったようであるが、救ってくれたのが、作詞家、阿久悠であったという。あべ静江の「コーヒーショップで」が最初のコンビのヒット曲である。Just My Type Image Girlの一人である「あべ静江」ファンとして、その後の「みずいろの手紙」「突然の愛」も大好きな曲で、今でも聴くと独身時代のワクワクした思い出がよみがえる。

石川さゆりの名曲「津軽海峡・冬景色」も三木の作品(作詞は阿久悠)である。その時石川さゆりは18歳というから、時の流れを感じる。涙なしでは聴けない岩崎宏美の「思秋期」も二人の作品。その後、作詞家、荒木とよひさとコンビを組んだ、テレサ・テンの名曲四部作、「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」は、テレサファンの自分にとっては、最高傑作の作品集である。番組では本人の言葉を紹介しながら、テレサの名曲が生まれる背景を紹介してくれていた。2009年に64歳の若さで亡くなってしまったのは残念なかぎりである。

 

あべ静江「突然の愛」: https://youtu.be/b_AtkJnIvGo

テレサ・テン「愛人」:  https://youtu.be/Km0tMGHIAHU

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ZIPAIRの悲劇

2022年06月16日 19時14分18秒 | 飛行機

 

JAL傘下のLCC(格安航空会社)であるZIPAIRは、尾翼デザインの「Z」がウクライナ侵攻中のロシア軍を想起させることから、機体のデザインを変更すると発表した。保有する全4機の尾翼に描かれた「Z」を消し、黒、白、緑の3色を組み合わせた模様にするが、当面は新しいデザインのフィルムを「Z」の上に貼り、来春までに機体の塗装を終えるとしている。「Z」は「勝利のために」「ロシアのために」を意味するとされ、ロシア国内では戦争の支持を表すので、とんだとばっちりを受けた形となった。

ZIPAIRはJALの100%出資の子会社で、2020年5月14日より成田―バンコク線に初就航予定であったが、新型コロナの感染拡大で延期され、やむなく6月から貨物専用便として就航した。当初、この初便に搭乗し、タイ旅行を計画していたが、コロナで全ての計画がパーとなってしまった。初便搭乗マニアとしては、大変楽しみにしていたが、がっかりした思い出がある。ZIPAIRは、まさに出鼻をくじかれた結果となり、悲劇のスタート切ったのある。現在、バンコク、ソウル、ホノルル、シンガポール、ロサンゼルスに就航しているようだが、コロナの感染拡大で海外旅行が制限され続けてきたので、経営がうまくいっているはずもなく、悲劇の主人公といえる。

コロナという悲劇に見舞われたZIPAIRがここにきて、またロシアによるウクライナ侵攻のとばっちりを受けたようなので、呪われたような悲劇が再発した。確かに、ロシアの戦車が皆「Z」マークを付けて悪さをしているのを見るとZIPAIRの機体の「Z」マークはそれを連想させざるを得ないので、残念だがやむを得ない変更と言える。

ここにきてコロナ感染も減少傾向を示し、海外旅行も解禁されつつあるので、これから何とか挽回してほしいものである。ZIPAIRの初便搭乗に失敗したので、この8月に計画しているタイ旅行の帰路便として、ZIPAIRに初めて搭乗する予定で、予約もすでに入れている。8月には、もう「Z」マークは尾翼から消えているものと思われるが、さらなる悲劇が起こらないように切に願っている。

 

Yahooニュース(千葉日報)記事: https://news.yahoo.co.jp/articles/225b61829388ef69a5f3dfed45e5ed14cf14c36b

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秩父へ2泊2プレイのゴルフ旅行

2022年06月15日 19時52分41秒 | 旅行

 

13日から2泊で3度目となる秩父でのゴルフ旅行に出かけた。あいにくの梅雨の季節と重なり、天気予報も雨で2日間とも雨中のプレイを覚悟したが、何と予報がいい方にはずれ、1日目はほぼ曇りの天気で、ほとんど雨には降られなかった。ゴルフは天候に左右されるので、やむを得ないところである。2日目は、降雨確率は90%なので、ほぼ雨中のプレイは必至と思っていたが、何と小雨の時間帯もあったものの、ほとんど雨に降られずプレイをすることができた。今回天気予報をこまめにチェックしていたが、よくわかったことは、次の2点である。一つ目は、天気予報サイトがいくつかあるが、一致した情報はなく、各社バラバラであること。二つ目は、その天気予報は当たらないということである。今回二日間とも雨予報であったが、実際は、ほとんど雨に降られなかった。いい方にはずれているので、文句はないが、天気予報はあてにならないことがよくわかった。

この秩父の彩の森カントリークラブのホテルでの宿泊は4回目であるが、1回目はゴルフはせず、家族で宿泊だけであった。リゾートゴルフのような雰囲気が気に入り、その後はゴルフプレイを楽しんでいる。トム・ワトソンが設計したゴルフコースなので、大変素晴らしい。初級者にはちょっとタフであるが、コースは綺麗に整備されている。ホテルの部屋からゴルフコース越しに秩父の山々を背景に白い雲海がたたずむ景色を見ると心が休まり落ち着く。

今回は、コロナでクローズしていた卓球ルームも開放されたので、ラケットとボールを持ち込み、卓球も楽しむことができた。月曜はホテルのレストランがクローズされているので、1泊目は素泊まりとし、夕食は、西武秩父駅にある祭の湯のフードコートで秩父名物「わらじかつ」を食べた。今回、池袋ー西武秩父間の乗車券を金券ショップで400円’(実際は786円)で買ったが、西武秩父駅前には金券ショップの自動販売機が設置されていて、乗車券が500円で売られていたのには驚いた。金券ショップの自動販売機は初めて見た。

2泊目は、1泊3食付のゴルフパックを利用し、夕食はホテルですき焼き、あゆ焼き等のセットメニューであったが、各種のお酒とソフトドリンクの飲み放題付であった。パック料金は、ホテル代、食事代、ゴルフ代(ツーサム割増料金込み)を入れて一人約18000円であった。リーズナブルな料金であると評価している。

 

写真は部屋から見たゴルフ場

 

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久し振りにアメ横へ

2022年06月13日 10時43分24秒 | ショッピング

 

コロナが流行し始めた2020年頃から、人混みを避けるために、上野のアメ横に足を運んでいなかったが、6月11日、久しぶりに、アメ横にある二木ゴルフにゴルフシューズを買いに行ってきた。土曜だが、物凄く混んでいるという感じではなかった。電車代を払ってわざわざ行くので、アメ横にある金券ショップでJALの株主優待券の売却も同時に行うことにした。株主優待券は、昔、ヤフオクで売ったこともあったが、最近は、ヤフオクの手数料もばかにならないので、金券ショップに売る方が楽だし、そんなに差がない。ネットで買取価格の比較表をチェックすると一番高く買い取ってくれるのは、お茶の水や飯田橋で1枚3100円であったが、アメ横にある金券ショップが2950円とで、電車代を考えると大差がなかったので、同時に済ませることにした。つぃでに、西武鉄道の株主優待乗車券を1枚400円で4枚購入した。13日に西武秩父まで電車に乗るが、片道786円なので、1回ごとに386円得となることがわかった。

二木ゴルフでは、二木ブランドの格安シューズがあったので、アプリを入れて300円の割引券をもらい、最終的には、2890円で購入し、JALの株主優待券の売却代金で、シューズを買うことができたことになった。年に2-3回しかプレイしないので、格安で十分である。また、二木ゴルフでは普段運動の際に愛用しているクールコアのマスクが置いてあったので、3枚(1枚880円)購入した。運動していても苦しくならないので、愛用しているが、売っているお店を探すのに苦労していたので、ラッキーであった。

折角、アメ横まで来たので、昔よく行っていた「多慶屋」にも立ち寄ろうと思ったが、店舗の風貌が変わっており、ダイソーの看板が目立っていて、閉店になったかと思いきや、後で調べたら、店舗を縮小して営業しているようである。時代の流れを感じた思いであった。

 

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日本陸上競技選手権の生放送

2022年06月12日 07時53分35秒 | スポーツ

 

6月9日から12日まで、大阪のヤンマー・スタジアムで、第106回の日本陸上競技選手権大会が開催されている。NHKがライブで放送してくれているので、オリンピック以降、久しぶりに生のスポーツの感動を味わうことができた。個人的には、走る、跳ぶ、投げるといった陸上競技は苦手もいいところで、運動会ではいつも惨めな思いをしてきたが、昔から競技を見ることは好きであった。特に、マラソンや駅伝は、テレビでもよく見ていた。50歳の時に、そんな陸上競技にひょんなことで関わる仕事をすることになり、定年まで9年間お世話になった。連盟の事務局で国際業務を担当したので、国際連盟やアジア連盟の窓口として英語文書の受付や日本からの発信窓口として、国際業務全般を担当していた。国際会議の窓口業務や会議での通訳業務も担当していたので、海外出張も多かった。業務上の必要から、日本選手権はじめ各種国内の大会や世界陸上はじめ海外での各種大会に役員として派遣されることも多々あった。海外旅行が102ヵ国までいったのは、この業務出張に負うところも多い。

9年もやっていたので、日本選手権をスタディアムで観戦する機会も多々あったので、テレビでのライブ放送だけで、十分雰囲気は掴める。今回の大阪の長居にあるスタディアムも2007年の世界陸上はじめ何回も行ったことがあり、大変馴染み深いところである。2年に一度の世界陸上も5回(セビリヤ、エドモントン、パリ、ヘルシンキ、大阪)ほど生観戦する機会があった。世界陸上の時は、大会前に、年次総会が開催されるので、自分にとっては、会議の方がメイン業務であった。定年でその業務から卒業して、はや12年も経つので、普段は、全く縁がないが、テレビで、日本選手権や各種マラソン、駅伝の生中継があったりすると一気に現役時代がプレイバックし、懐かしい思い出が走馬灯のようによみがえる。自分の出身母体がいまだに協賛スポンサーとして継続され、会場に掲げられているのを見ると嬉しい限りである。世界とのレベルの差は大きいが、今年の世界陸上は、アメリカのユージーン(オレゴン州)で開催予定で、その代表選考を兼ねているとのことなので、日本選手には頑張ってもらいたいところである。

 

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ピンピン、ひらり~しなやか老活術

2022年06月11日 08時53分17秒 | 人生

 

毎週日曜の朝は必ず文化放送の鎌田實と村上信夫の「日曜はがんばらない」をradikoで聴く。その前の親鸞聖人の教えを紹介してくれる「一万年堂出版の時間」とセットで聴いて、心が休まる時間となっている。普段の生活では、ラジオはまず聴かないが、日曜の朝だけは別である。

先日、番組でも紹介された鎌田先生の「ピンピン、ひらり」という本【4月発行】を図書館で借りることが出来た。サブタイトルは、「鎌田式しなやか老活術」とあり、まさに我々世代にとってピタリの内容であった。まず気に入った記述は、「まえがき」で「老いという『下り坂』は、美しい景色も見せてくれる。『上り坂』は上ることに一所懸命で、自分の足元しか見えていないことが多い。下り坂は違う。眼下には、これまで上ってきた道のりや、すそのの広大な景色が広がっている。その美しい景色は人生のご褒美といってもいい。そんなふうに考えると、老いは長生きの残念なオマケなんかじゃない。人生のなかで最も自由に生きられる最後のチャンスだと思えてきた。」というところで、全く同感である。

「ピンピン、ひらり」とは、ダイゴ流ではPPHとなるが、従来言われていた「ピンピン、ころり」より、前向きなイメージがある。老いは避けられないが、病気になっても上手な付き合い方を身に付ければ、ピンピン元気に生きられると信ずる。次々と老いが襲ってきても、「ひらり」と身をかわしてやり過ごせばいいと思えてきた。

・立ち止まって人生の残り時間を意識する

・すべきことより したいこと

・時間の感じ方は心の持ち方次第

・20%に全力投入する

・ぼうっとするのも意味がある

と内容の見出しの一部を見るだけで、どうしたらいいかのヒントが満載である。時間の感じ方については、「ジャネーの法則」なるものが紹介され、目を引いた。初耳であったが、「ジャネーの法則」とは、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者ピエ-ル・ジャネがその著書で紹介した法則で、「生涯のある時期における時間の心理学的長さは」年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)というもの。7歳の子供にとっての1年は7分の1だが、70歳にとっての1年は70分の1になる。つまり、70歳の1年は、7歳にとっての1年の10分の1に感じてしまうという計算になるから、年を取ると1年が早く感じるのは当然かも知れない。

「20%に全力投入する」とは、「パレートの法則」に従い、生活にメリハリを付けるということである。「パレートの法則」とは、イタリアの経済学者パレートが発見した分布の法則で、「2:8の法則」とも呼ばれる。顧客全体の2割である優良顧客が売上の8割をあげているという法則で、全ての顧客を平等に扱うのではなく、2割の優良顧客を差別化することで、8割の売上が維持でき、高い費用対効果を追及できるというものである。この2:8の法則は、いろいろなところで引用されている。これを自分自身にあてはめ、自分の中によく働くアリが20%いて、このアリが機嫌よく元気に働いているうちはあとの80%はのんびりしていてもよいとする。遊ぶ時間が1日の20%であっても、その遊びで貯えた心のエネルギーは、他の80%の生活の糧となる。24時間の20%は好きなことをやってメリハリをつければそれでよしとすれば気が楽になるというものである。なんとなく、しなやかな老活術が見えてきたような気がする。

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「80歳の壁」を超えるための50音カルタ~その2

2022年06月10日 06時14分50秒 | 健康

 

精神科医の和田秀樹さん著「80歳の壁」を低くするヒント50音カルタのその2を列挙してみる。

 

(50音カルタ~その2)

は----話したいことは遠慮せず。話せば気分も晴れてくる

ひ----病院は「かかりつけ医」を決めておく

ふ----不良高年でいい。いい人を演じると健康不良になる

へ----変節を恐れるな。朝令暮改は大いに結構

ほ----ボケるのは、悪いことばかりじゃない

ま----学びをやめたら年老いる。行動は学びの先生だ

み----見栄を張らない。あるもので生きる。

む----無邪気になれるのは老いの特権

め----面倒なことほど、じつは面白い

も----もっと光を。脳は光でご機嫌になる

や----役に立つことをする。自分の経験を活かせばよい

ゆ----ゆっくりと今日を生きる。終わりは決めない

よ----欲望は長生きの源。枯れて生きるなんて百年早い

ら----楽天主義は幸齢者にこそ必要

り----「リラックスの呼吸」で老い退治

る----ルールは自分で決めていい

れ----「レットイットビー」で生きる

ろ----老化より朗化。これが愛される理由

わ----笑う門に福来る

 

最後の締めくくりは、実際にある言葉だが、“We don’t laugh because we’re happy – We’re happy because we laugh.”というウィリアム・ジェ-ムズ(アメリカ心理学者)の言葉から来ているようである。

 

 

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「80歳の壁」を超えるための50音カルタ~その1

2022年06月09日 09時14分41秒 | 健康

 

精神科医の和田秀樹さん著「80歳の壁」に高い壁を低くするヒント50音カルタが紹介されていたが、どれもなるほどという参考になるアドバイスであったので、実践できるよう自分のメモ代わりに列挙してみた。

(50音カルタ)

あ----歩き続けよう。歩かないと歩けなる

い----イライラしたら深呼吸。水や美味しいものも効果的

う----運動は体がきつくない程度に

え----エアコンつけて水を飲み、猛暑から命を守れ

お----おむつを恥じるな。行動を広げる味方です

か----噛めば噛むほどに、体と脳はイキイキする

き----記憶力は年齢でなく、使わないから落ちる

く----薬を見直そう。我慢して飲む必要はない

け----血圧、血糖値は下げなくていい

こ----孤独は寂しいことではない。気楽な時間を楽しもう。

さ----サボることは恥ではない。我慢して続けなくていい

し----自動車の運転免許は返納しなくていい

す----好きなことをする。嫌なことはしない

せ----性的な欲もあって当然。恥ずかしがらなくていい

そ----外に出よう。引きこもると脳は暗くなる

た----食べたいものは食べてよし。小太りくらいでちょうどいい

ち----「ちょっとずつ」こまめにやるのがちょうどいい

つ----つき合いを見直す。嫌な人とはつき合うな

て----テレビを捨てよ。町に出よう

と----闘病より共病。「在宅看取り」の選択もあり

な----「なんとかなるさ」は幸齢者の魔法の言葉

に----肉を食べよう。しかも安い赤身がいい

ぬ----ぬるめの湯、浸かる時間は10分以内

ね----眠れなかったら寐なくていい

の----脳トレよりも、楽しいことが脳にはいい

「は」からの後半は次回。年寄りは年寄りなりの生き方があるようで、無理しなくていいのでほっとできるアドバイスである。実践して80歳の高い壁を超えられるといいが。。。

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