浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

西田敏行さんの突然の訃報にショック 

2024年10月18日 20時23分49秒 | 人生

10月17日、俳優、歌手などマルチタレントの西田敏行さんが76歳で逝去したという信じられないニュースが流れた。彼は同学年で、元気印のような印象があるので、正直ショックというか複雑な思いである。西田敏行さんといえば、「釣りバカ日誌」が代表作の一つであるが、この映画は、1988年から22年間で22作の作品が公開された国民的人気を誇り、実家の舞台が我が家からも近い北品川界隈であることから親しみ感じる大好きな映画である。ハマちゃんとスーさんとの関係もいつも羨ましい関係と感じていたが、二人とも旅立ってしまい寂しいかぎりである。著名人なので、いろいろな人がそれぞれの想いを込めて弔辞の言葉を述べているので、我々が何かを言う立場にないが、西田敏行という名前で検索していたら、2008年頃、NHKのラジオ番組で「ドナウの旅人」を竹下景子さんとナレーションしているユーチューブを見つけ、そんな番組もやっていたのかと懐かしい思いで聴いてしまった。というのも、「ドナウの旅人」は、芥川賞作家である宮本輝さんの原作で、39年前にフランクフルトに赴任した時に、友人に紹介されて持参した本で、強い思い入れを持っている。ドナウの旅人はフランクフルトを起点に、ドナウ川に沿って旅する物語で、ドイツ駐在中、縁があって、宮本輝さんと交流する機会があり、その縁で彼の文化講演会を実施したこともあった。

ラジオでの二人のナレーションも魅力的であったが、ナレーションと言えば、テレビ朝日の「人生の楽園」という番組での楽園の案内人としての菊池桃子さんとの掛け合いも印象に残っている。今でもよく見ている番組なので、その声が聴けなくなるのは寂しい気がする。テレビでは、各局ともいろいろな形で西田敏行さんを偲ぶ特集番組が行われている。「釣りバカ日誌」も再放送されるはずなので、その時はじっくりと偲んで見ようと思う。何度見ても楽しい映画であり、ハマちゃんは「男はつらいよ」の「寅さん」であり、ともに永遠に語り継がれていくことであろう。ニュースの記事によると死因は虚血性心疾患とあり、自分の父親と同じであったことがわかった。恐らく、その瞬間まで元気にしていたものと思われる。長患いで家族に迷惑をかけることなく逝ったことは彼らしいという気もする。ご冥福をお祈りする。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三崎港巡り~京急株優切符利用

2024年10月17日 20時23分13秒 | 交通

10月17日に京浜急行を利用して三崎口まで行き、そこからバスで三崎港まで足を伸ばし、日帰り小旅行を行った。というのは、京浜急行の株主優待制度として、どの区間でも利用できる無料切符が2枚配布されるが、夫婦で株を持っていて、二人分の往復切符が手に入ったため、有効に活用しようと終点の三崎口まで乗ることにしたものである。切符代は、一人につき740円の往復、1480円相当分とたいした値段ではないが、使わないともったいなので、小旅行を計画したものである。京急では、「みさき まぐろ きっぷ」という商品を出しているので、それを真似る形で計画を立てた。

最寄駅から三崎口ま特急列車で1時間15分、乗り換えなしなので、大変楽であった。駅からは、バスで15分で三崎港まで移動し、まぐろきっぷでも紹介されているマグロ料理のお店の内、七兵衛丸というお店で、ランチをとった。1900円と若干高めであったが、天然みさきまぐろの海鮮定食と海鮮丼を美味しくいただいた。レストランは、「うらりマルシェ」というマグロを中心に新鮮な魚介類や加工品を扱う「さかな館」と穫りたての三浦野菜を扱う「やさい館」から成る産直センターの目の前にあった。「うらりマルシェ」をぶらついた後、その前から出航する「水中観光船にじいろさかな号」の乗船し、約40分の海中散歩楽しんだ。地下の展望窓からメジナ、スズメダイ、クサフグなどいろいろな魚が泳ぐ様を見たり、船上では、魚に餌やりをしたり、かもめが飛び交う様を楽しんだりできた。シニア料金で200円割引で一人1500円であった。船旅の後は、港近くにある海南神社という982年創建されたという三浦半島の総鎮守をお参りした。境内には源頼朝お手植えといわれる樹齢約800年の大銀杏が保存されている。今回は、無理しないスケジュールとし、城ヶ島までは行かず次回に回すことにした。予定より早く見て回れたので、16時前には自宅に戻ることができた。ひとまず株主優待券を無駄にしないでよかった。

写真は、三崎港の「にじいろさかな号」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日蓮宗のお会式を見物

2024年10月16日 23時01分22秒 | 宗教

日蓮宗のお会式(おえしき)とは、日蓮聖人の命日である10月13日を中心に営まれる法要で、日蓮聖人の教えを受け継ぐ誓いを込め、報恩感謝のお題目を捧げる行事である。本来は法会の儀式の略で会式という言葉の通り、特定の宗派の行事を指す言葉ではないが、一般的には日蓮宗の行事を指す。お会式は、日蓮聖人が1289年10月13日に大田区池上で亡くなったことに由来しているという。池上の小山の桜が花咲いたという奇瑞から、信者たちが万灯に桜の花を飾って池上に集い、お堂にこもって読経唱題をし、夜通しお徳を称える説教を聞くという起源が伝えられている。日蓮宗のお会式は、全国各地の日蓮宗寺院で行われているが、日蓮聖人の霊跡である池上本門寺のお会式が最も盛大に行われているようである。江戸時代には江戸を代表する盛大な行事となり、俳句でも「お会式」は秋の季語として定着しているという。

我が家から1分のところにある天妙国寺でも、10月16日に恒例となっているお会式の行事が行われた。本堂や境内にお飾りが施され、提灯が煌々と輝く。それぞれの講中が万灯(まんどう、木のわくに紙をはり、下に長い柄(え)をつけてささげ持つ、あんどん。)や提灯を掲げ、纏(まとい)を振り、団扇(うちわ)太鼓や鉦鼓(しょうこ)を叩き、題目を唱えながら旧東海道を練り歩き、天妙国寺の境内に入っていく。お祭りなので、境内に入る通路には屋台のお店が何軒か出ていた。今回は、近くの7つの講中の行列があったようである。毎年ことだが、夜9時頃まで、太鼓や笛の音や威勢のいい掛け声が界隈に鳴り響いていた。天妙国寺は日蓮宗の一つである顕本法華経のお寺であるが、歴史は古く1285年に日蓮の直弟子の天目上人が創建したもので、往時には五重塔も建っていたほど大きなお寺であった。我が家は日蓮宗ではないが、家の目の前にあるこのお寺の永代供養納骨堂を購入しており、これからお世話になるので、大事にしているお寺でもある。本家本元の池上本門寺のお会式も一度行って見たい気もす。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の運河花火まつり2024を堪能

2024年10月14日 08時22分19秒 | イベント

10月12~13日に品川の水辺エリアで「しながわ水辺の観光フェスタ2024」が開催された。天王洲アイルや五反田や八潮エリアなどで様々なイベントが行われたようであるが、家から近い東品川海上公園に「秋の運河花火まつり」を見に出かけた。昨年は、二人だけであったが、今年は、子供家族も呼び、8人が集まるのはお正月以来であった。我が家で食事を終えた後、18時すぎに会場の公園に着いたが、すでに物凄い数の人が押し寄せていた。屋台のお店が出て、ステージではダンスなどのいろいろなショーイベントも行われている上、花火見学の場所どりの人々がすでにほとんどのスペースを占拠していた。有料観覧席も3500円や4000円で設置されており、屋形船から花火を鑑賞することもできるが、公園内で見る限りはすべて無料である。

ほとんどのスペースにマットが敷かれ、場所取りされていたが、昨年とほぼ同じステージ裏手の横に場所が確保でき、花火の開始を待った。花火の打ち上げ場所は、目と鼻の先の100mもない至近距離で視界を遮るものもない。定刻通り、19時から打ち上げが始まったが、30分にわたり、ド迫力の花火を満喫することができた。子供や孫たちも、これほどの至近距離で花火を楽しんだのは初めてとあって、驚嘆の声を上げていた。今回は、天候にも恵まれ、約8000発の花火が打ち上げられたようである。見物客は約2万人との放送も流れていたが、ほとんどの人が無料席で花火を楽しんだようである。しかし、花火に夢中になっていたためか、ポケットに入れていたカーシェアの利用カードを落としてしまったようで、孫たちを家に送ることができないというハプニングがあった。紛失は初めてだが、今回調べてわかったことは、カードがなくても、電話でも車の解施錠が出来ること、カードとは別にスマホにアプリを入れることにより、スマホでも解施錠ができることがわかった。早速、カードの再発行依頼とスマホの登録を行った。

花火まつりの様子: https://www.youtube.com/watch?v=8kdAxovrFaE


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本被団協にノーベル平和賞~自民党・石破政権は窮地?

2024年10月13日 12時55分23秒 | ニュース

10月11日、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞が発表され、世界中から賞賛の声がある一方、自民党・石破政権は、核廃絶に関しの基本的考え方が、ノーベル平和賞によって完全に否定された形になったため、ますます窮地に陥ることが予想される。東京新聞の記事によれば、受賞発表の翌日、東京都内で記者会見を開き、代表委員の田中熙巳さん(92)は、石破茂首相が自民党総裁選で言及した「核共有」に対し、「論外、怒り心頭、間違っていると説得したい」とバッサリ指摘されたことになり、石破政権は今回の総選挙でも大きなダメージを受けることも予想される。

このニュースを見て思い出したのは、2010年に中国の作家で人権活動家である劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞したが、中国政府は、政府にとって都合が悪いからか、彼の投獄を不当に続け、中国政府の人権問題が話題になったことである。中国の人権侵害がノーベル平和賞によって世界中にさらけ出された瞬間であるが、今回の被団協へのノーベル平和賞により、いかに今までの政府自民党政権の考え方が間違っているかが、証明されたようなものである。

核兵器の使用は国際人道法違反であるとして、その開発、保有、使用、威嚇を全面的に禁止するという2021年に発効した核兵器禁止条約に対し、日本は批准や署名には反対してきているが、今回間違っていると指摘されたようなものである。日本も中国とあまり変わりない印象を受けるので、日本政府は、今回の平和賞受賞を苦々しく思っているに違いない。ノーベル平和賞を授与したノーベル財団の英断に拍手を送りたい。また、日本政府は、この受賞を重く受け止め、真剣に核廃絶に向けて、取り組んでほしい。それが出来なければ、石破政権も終わりである。これが政権交代のきっかけとなればいいのだが。。。


東京新聞Web(10/12): https://www.tokyo-np.co.jp/article/360095


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅サラダはラトビアへ

2024年10月12日 12時06分15秒 | 旅行

10月12日のテレ朝系の「朝だ!生です旅サラダ」は、バルト三国のリトアニアからラトビアへ移動する旅の紹介であった。リトアニアでは、北部にあるクルシュー砂州、ニダのリゾートタウン、シャウレイの十字架の丘などを紹介していたが、自分は飛行機の移動だったので、残念ながら訪問できなかった。ラトビアでは、首都リガの郊外にあるルンダーレ宮殿を詳しく紹介していた。この宮殿は、「バルトのベルサイユ」と言われるほどゴージャスな宮殿で、138室ものロココ調の豪華絢爛な装飾が施された部屋と美しい庭園が魅力である。ここを訪れたのは、2010年9月で、リガからバスで1時間半のところにあるバウスカ城(15世紀)をに立ち寄った後、さらにバスで15分のところにあるこの豪華絢爛な宮殿を訪れたものである。

ルンダーレ宮殿は18世紀にこの地を治めていたクールラント大公の夏の離宮として建造され、設計はイタリア人建築家のラストレッリ。彼は、サンクトペテルブルクの冬の宮殿(エルミタージュ美術館)やエカテリーナ宮殿を手がけているというから、その豪華ぶりは想像がつく。テレビでは、中世の衣装を身にまとった男女が案内するガイドツアーで紹介されていた。次週以降、首都リガやエストニアの首都タリンの街並みを紹介してくれるのではないかと期待している。

写真は、ルンダーレ宮殿(2010年)

【バルト三国 リトアニア・ラトビア】海外の旅!:https://tsplus.asahi.co.jp/tsalad/abroad/oversea20241012/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JALがインドの航空会社インディゴと共同運航開始

2024年10月10日 22時33分21秒 | 飛行機

JALは10月27日から羽田-デリー線と成田=ベンガルール線の2路線でインド最大手「インディゴ」と共同運航を始めるというニュースが流れていた。インドの国内線でも共同運航を行う方針で、日本から直行便がないチェンナイなどインドの主要都市への乗り継ぎの利便性を高める狙いという。利用客はJALのマイルもためられる。インドは世界最多の14億人超の人口を抱え、経済成長に伴う旅客増が見込まれており、ANAも5月からエア・インディアとの共同運航の乗り出しており、航空需要の取り込みを図るという。

在インド日本大使館によると、インドに進出した日本企業の拠点数は2022年時点で4901か所に上り、10年前と比べ2・7倍に増えた。企業にとって巨大市場の魅力は大きく、ビジネス客の往来は増加が見込まれる。また、日本政府観光局によると、訪日客も増えており、2023年の訪日インド人客数は10年前の2・2倍にあたる16万6394人で、経済成長で所得水準が上がれば、訪日客のさらなる上積みが期待できるという。

インドには、すべて出張だが、全部で6回旅行したことがある。デリーに3回(内1回はタージマハルのあるアグラも)、ハイダラバード、ムンバイ・プネ、ベンガルール・チェンナイにそれぞれ1回ずつであるが、仕事の合間にいろいろ観光もできた。インドの地名は、我々が知っている昔の名前と今の名前が異なっていることが多い。例えば、ベンガルールは昔のバンガロール、チェンナイは昔のマドラス、ムンバイは昔のボンベイ、コルコタは昔のカルカッタといった具合である。

インドの人口はついに中国を抜き世界1位、GDPでも世界5位となるほど成長続けているので、航空需要も相当見込まれるのであろう。ただ、個人的印象では、とにかく街が汚いこと、信号があまりなく道路を渡るのも一苦労することなどネガティブな面も目立つが、長い歴史を誇るためか、遺跡や史跡などの魅力ある観光資源が豊富である印象が強い。共同運航等により航空網が充実してくれば、それなりにインド各地に行きやすくなるため、ビジネスの往来だけでなく、観光客も増えることが期待される。

 

バンガロール・チェンナイ旅行アルバム:http://romanflight.web.fc2.com/Travel-BangaloreChennai.html



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京モノレール開業60周年

2024年10月09日 08時51分05秒 | 交通

浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールが開業して9月17日で60周年を迎え、羽田空港の駅では15日、記念列車の出発式が行われ、沿線の学生によるファンファーレの演奏や駅長の合図を受け出発したという。記念列車には、クリーム色に濃淡のブルーという開業当時のカラーが再現され、モノレールのMをイメージしたかつてのロゴマークも復活し、車内には開業から60年の歴史を振り返る写真が展示されていたというが、残念ながら、その記念イベントのことは事前に知らず、事後のニュースで初めて知った。記念の乗車券も発売されたようである。モノレールは、羽田空港へのアクセス路線として東京オリンピック開幕に向けた1964年9月17日に開業し、これまで22億人以上を輸送してきたという。モノレール開業60年というが、世界に目を向ければその倍の開業120年を超えるモノレールが存在する。それが1901年、ドイツ・ヴッパータールに開業した「空中鉄道」で、一度乗ったこともある。

東京モノレールといえば、羽田空港が沖合に展開された1993年9月27日に浜松町発の一番列車に羽田駅(今の天空橋駅)から羽田空港駅まで乗車し、到着後、駅の自動販売機(10台あり)の内、5台から5枚の一番切符をゲットしたことを懐かしく思い出す。通常、新駅ができると、自動券売機で0001という一番切符を手に入れようとするマニアが徹夜して列を作るということがよくあるが、その時は、空港内にうまく入れなかったと見え、到着客が初めて切符を買うことができたようである。一番切符は人にあげたりしたため、手元には2枚しか残っていない、また、2004年12月1日に羽田空港第2ビル駅がオープンした時及び2010年10月21日に羽田空港国際線ビル駅がオープンした時、ともに徹夜して列に並び、ともに一番切符をゲットすることができたことも懐かしい思い出である。今となっては徹夜で外に並ぶということ自体、体力的にももはやできないが、よく頑張って手に入れることができたものと回顧する。


日テレニュース(9/16): https://www.youtube.com/watch?v=vOq67aRt77o


東京モノレールの一番切符: http://romanflight.web.fc2.com/TokyoMonorail-0001ALL.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリーンスローモビリティ実証運行の初便に乗車

2024年10月07日 05時55分01秒 | 品川

10月6日、品川区では、旧東海道と天王洲をつなぐグリーンスローモビリティ(低速電動バス)の実証運行を開始した。2015年のパリ協定に基づき、21世紀後半には温室効果ガス排出の実質ゼロが国際的枠組みが目指されているが、日本では、低炭素社会の実現に向けて、グリーンスローモビリティという時速20㎞未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスを活用しようというものである。国土交通省が主導し、各自治体が実証運行の後、導入しているもので、区による今回の実証運行もその一つである。

ネットで「東品川一丁目」のバス停から第1便が10時始発という情報を得て、8時半過ぎにその界隈に行ったが、係員はおろか誰もいなかったので、すぐ近くにある交番で訊いたところ、全く電動バスの実証運行についての情報を持っていなかった。区のイベントであると思うが、始発バス停にある交番には何の連絡も情報も入っていないことにビックリした。日曜で問い合わせ先もないので、仕方なく、交番から南へ20m位のところにある「東品川一丁目」のバス停で待っていたが、9時半過ぎになっても誰も来ないので、何かおかしいと思っていたところ、交番の警官が来て、電動バスが交番から北へ20m位のところにすでに来ていると教えてくれ、あわててバス停を移動した。要するに、電動バス用に新しいバス停が交番の北側に新設されていて、バス停の名前は全く同じ「東品川一丁目」であった。そのことはすぐ近くにある交番にはまったく情報が提供されておらず、交番では既存のバス停を案内されたのだから、とんでもない話である。

定員は、たった8名なので、乗れないこともありうるとネットで案内されていたので、早めに現場に行ったにもかかわらず、この様である。この実証運行開始のPR不足のおかげか、第1便の乗客は我々を含め5名で、無事乗車することができたが、もし、多くの人が並んでいたら、乗れないこともありえたわけで、区のイベント企画のお粗末さを痛感した。一周すると約40分で、回りの景色を楽しみたいところであるが、何と降りるまでにアンケートに答えてくれたら、JAL提供のノベルティ(ボールペンであった)がもらえるとのことで、車内でアンケートに答える羽目となった。紙のアンケートではなく、スマホによる回答ではかなりの時間を要するもので、企画に疑問を感じた。車中ではゆっくり景色を楽しんだり、車内での観光案内アナウンスを聴いたりできるようにすべきであり、まずは全員に記念のボールペンを渡し、事後にアンケートを提出してほしいとすればいいだけである。短い区間しか乗車しない人はアンケートに答えようもない。

また、座席は木製のベンチのようなもので、極めて座り心地が悪く、お尻が痛くなるほどで、仕切りもないので座っていると動いてしまう。また、電動バスの運行は週4日で、火木土は、旧東海道を走行するが、日曜は、許可が下りないので走行できないと説明していた。曜日によって運行ルートが異なるのでは利用しにくいと感じた。1日の運行は、6便だけなので、頻度が少なく、これまた利用しにくい要素となりそうである。実証運行は、運賃無料だが、実際は、運賃を取る(アンケートに運賃の質問あり)ようなので、1日乗り放題券でもないと利用しにくいと思われる。また、定員がたった8名ということもネックである。混雑時は、バスを待っていても乗れないことも十分あるということであり、ますます利用しにくい。また、対象者が観光客だとすると、旧東海道と天王洲の観光資源をどう結び付け、価値あるものにしていくかがポイントである。旧東海道は歩いて巡らないと意味がなく、火木土は乗り継げるが、日曜は利用しにくいと感じた。実証運行は11月24日まで続き、それを踏まえ、いろいろな問題が改善される可能性もあるが、前途多難という印象を受けた。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝だ!生です旅サラダ~リトアニアの旅

2024年10月06日 05時25分54秒 | 旅行

10月5日のテレ朝系の「朝だ!生です旅サラダ」の海外の旅は、バルト三国のリトアニアの首都・ビリニュスに残る世界遺産の旧市街を巡る旅を紹介していた。青木愛というリポーターが中世の美しい町並みを散策し、リトアニア料理を満喫し、さらにビリニュス大学の構内を巡るツアーに及び気球飛行ツアーに参加していたが、やはり興味が惹かれたのは、街並みの散策と気球ツアーで上空から見たトラカイ城であった。

ビリニュスを旅行したのは、14年前の2010年9月で、バルト三国をエストニア、ラトビア、リトアニアと巡り、その後、列車でベラルーシに入り、そこからウクライナのキーウに移動し、さらにモルドバ及びクロアチアのドブロヴニク経由フランクフルトと24日間という長期にわたる激動の旅であったので、印象深い思い出が詰まっている。

ビリニュス旧市街では、番組でも紹介していた大聖堂やナポレオンがパリ持ち帰りたいと言ったほど美しい聖アンナ教会やビリニュス大学はじめほとんどの史跡を歩いて見て回った。14世紀の建設されたトラカイ城にはバスで半日観光し、その後、ケルナヴェ遺跡という世界遺産まで足を運んだ。また、杉原千畝のユダヤ人への命のビザで有名なカウナスという旧日本領事館のあった街にも日帰りで出かけるという超過密なスケジュールをこなしていた。ビリニュスでは、歴史ロマン溢れる中世文化が薫る街並みを楽しむことができるが、番組では、さらにラトビアとエストニアというバルト三国を旅して紹介してくれるようなので楽しみである。自分の行ったことがあるところが旅番組で紹介されると嬉しい気分になり、一気に当時の様子がよみがえるから不思議である。

リトアニア・ベラルーシ旅行アルバム(2014年 8分):https://www.youtube.com/watch?v=Bsqv2j0UBNk

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする