平成湘南日記...一語一絵

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時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

また、ニュース速報

2011-12-19 21:57:21 | その他
今年ほど重大なニュース速報が数多く流れた年もちょっと珍しいのではないかと...

今日のお昼頃、ニュース速報であの金正日死亡が伝えられました。

死因は心筋梗塞とされていますが、贅沢を極めた生活態度からまさしく生活習慣病のスーパーマーケットと言われており、心臓の他、糖尿病、肝臓病、糖尿合併症による腎臓病も重なって多くの薬を服用していたようです。
他に、心臓手術や膵臓癌の手術を受けたという情報もあり、実際に数年前に脳卒中を患って半身が不自由になったことは映像などで周知の事実。
また、脳卒中の後遺症で記憶力が低下し、認知症の症状も出ているとも報じられていました。
そのようなことからアメリカ政府は、彼の生死にかかわらず金正日体制はあと一年と踏んでいたようです。

今年になって、世界のあちこちで多くの独裁者やテロの指導者が死亡しましたが、金総書記の死で今年のそんなニュースの最後を飾る(?)ということでしょうか。
しかし、あれだけの独裁者でありながら、他と違って悲惨な末路というわけでもなく、“普通に病死”と言うのが、彼の悪運の強さを裏付けていると言っていいのでしょう。
そして、体制の崩壊を恐れていた中国・韓国・ロシア。
しかし、その崩壊時期は早ければ半年後と予測される。
百万人を遥かに超えるであろう難民が中韓露の国境を越えて殺到することに。

で、今後。
後継の金正恩は、ハッキリ言って未知数の一言。
ただ言えるのは、これまでの体制が否定されたわけではないので、暫くは国の方針が大きく変わるとは思えません。
しかし、指導者を失ったことで権力闘争が始まるのは確かでしょう。
そういったことで、六か国会議や核問題の停滞は避けられないと思います。

それにしても、日本としては一番気にかかるのは何と言っても拉致問題についてです。
詳細な事情を知っている金正日がいなくなって道筋が見えなくなってしまう可能性大。
とはいっても日本は何もしないでいる訳にはいかない。
中国に働きかけるなどして積極的に動くことが肝要だと思います。

さてこの件、そして今年の十大ニュースに入るのでしょうか、また今後の日本にどう影響するでしょうか。


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ところで、総書記の死亡には疑惑があるとされている。
以下、ネットからピックアップしたいくつかの疑惑。

17日の朝8時半の死亡だったのに、正式発表が2日後になった本当の理由は?
視察目的ので車中の死亡と言うが、そんな朝早くからの移動というのは本当か?
死因が金日成のとほぼ同じだが、偶然か?
今年のロシア訪問の際、煙草を吸っている映像が流れたが、いくつもの病を抱えていたのに、健康管理がなされていなかったのではないか?

看板アナウンサー、リ・チュンヒが二ヶ月前から消息不明だったのと、総書記の死との関連は?