平成24年6月14日
先日、妻が退職した為、最近二人で家に居る時間が増えました。そうするとどちらからとも無く「モヤモヤ~」とした空気が充満する事があります。こんなときはベント解放しないと水素爆発ならぬ家庭内爆発の危険が発生します。我家におけるベントは外に出掛ける事が一番です。「何処かを歩かない。?」という妻の声で、昨日はウォーキングに出掛けました。東武東上線、東松山駅から歩き始め、国道407~県道66をつないで荒川の畔に着きました。振り返ると我々の住む武蔵野の里の茫洋とした拡がりが望めます。昔の旅人達が此処に辿り着いた時、お江戸まではあと2日かと感慨も深かったろうと思われます。荒川に架かる大芦橋を越えると旧中仙道、吹上の宿を抜け、3時間余かかって到着した行田市街でウォーキングを終えました。行田市は私が東北自動車道羽生インターへ向う時通り抜けるだけの小さな町ですが、じっくり散策したら忍城を中心に各所に蔵が点在する中々風情のある城下町でした。歩く事で何気ない場所にもいろいろな発見があるものだと思いました。結局16~17kmも歩いたでしょうか。帰り道、居酒屋で妻とささやかな打上げを行ないました。どうやら我家のベントは成功したようです。
行田市、忍城にて