平成24年6月12日
今年最初の東北ボランティアに行って来ました。今回は石巻市橋浦地区で田植えや鶏舎の掃除等の作業を行なったのですが、終ってみればボランティアというより農業体験ツアーと言った方が正解でした。六十数年日本人としてご飯で生きてきたのに田植えは初体験、知るのが遅すぎたと一寸悔やみました。場所を提供された農家の今野さんは無農薬有機農業の実践者で、肥料も自宅の鶏舎から出る鶏糞です。鶏の餌も自然のものが与えられ、その創意工夫や熱意と努力には頭が下がります。お昼は此処で採れたお米と卵の「卵掛けご飯」を頂いたのですが、あまりの美味さに素材の良さを実感しました。
橋浦地区は、多くの犠牲者が出た大川小学校から遠くない場所ですが、現在「石巻茗荷村」建設プロジェクトが進んでいるそうです。此処は新たな交流の場を提供する地域コミュニティーで、近々ホームページも公開するとの事です。興味ある人は検索してみてください。申込めば地域外の人も賛助村民になれ、いろいろ優待特典があるようです。こういった被災地活性化プロジェクトを応援する事も立派な被災地支援ではないかと私は思います。
ボランティアメンバー
養鶏場のゴミ廃棄
田植え体験