平成24年6月19日
生活に直結する消費税を増税するのなら、国民に百害あって一利無しの煙草税を真っ先に増税すれば良いのにと喫煙習慣の無い私は思うのですが、以前NHK出身の某女性大臣が思いつきで口にしたら、「軽率だ。」と非難されて以降全く音沙汰がありません。これはひょっとすると、評判ガタ落ちの野田政権には珍しく、長期的視野に立った深謀遠慮な思惑が隠されているのではないかと、私は推測しました。
ご承知のように日本は現在、世界に類を見ない速さで少子高齢化の道を進んでいます。身体に害を及ぼすと医学的に証明された喫煙習慣が廃れてしまえば健康なお年寄りが増加して、益々高齢化に拍車がかかります。高齢化の抑制には、一人でも多くのご老人が現世からあの世へ旅立つ以外にありません。そこで寿命を縮める手段として、喫煙がクローズアップされてきます。野田総理、ここはもっと積極的に喫煙推進の施策を図りましょう。60歳以上の喫煙者には、煙草減税並びに煙草補助金の実施。喫煙が原因で年金受領前に亡くなられた方には、勲章授与(仮称:紫煙国家功労章)等の優遇施策の実施。
以上のような発言を、もし私が大臣の立場で言ったなら、「老人を何だと思ってる。人権侵害だ。」即刻糾弾され、直ちに罷免されるでしょう。でも私は単なる一般人、無責任な事を言っても誰にも責められない。(相手にされないとも言える。)一般人って本当に気楽で良いなあ。