Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

中央沿線、高川山

2013年03月03日 | 山歩き

3月2日(土)  中央沿線、高川山   

                                天気=晴れ

 08:00富士急、田野倉駅発→ 08:25~29登山口→ 08:52~55馬頭観音→ 09:40登山道分岐→ 09:45~10:41高川山→ 10:46登山道分岐→ 11:02中谷コース分岐→ 11:45リニア実験線高架下→ 12:09富士急、田野倉駅

 陽も長くなり春の兆しが見えてきたので、陽だまりハイクに出掛けたくなった。誘いのメールに応じてくれた山の先輩Sさんと共に中央沿線の高川山へ向かった。

 スキーシーズンも盛りを過ぎたのか下りの中央道は渋滞も無くスイスイ走る事が出来た。大月インターで降りると10分足らずで富士急、田野倉駅に到着した。駅横の空き地が有料駐車場になっている。改札窓口にいた中年女性に300円の駐車料金を渡し、準備を終えるとSさんと二人ザックを背に高川山目指して歩き始める。晴れ渡る青空の下、冷え冷えとした風が心地よい。今日は各地で強風注意報も出されていて一部電車が運休したところもあるらしい。

 20分程集落を歩き、河口湖へ向かう高速道路の下を潜って程なく松葉コースの登山口に着いた。此処からは良く手入れされた植林帯の中を歩いて行く。我々の少し前を単独行の男性が歩いている。彼は田野倉駅駐車場で隣に駐車していた柏ナンバーの車の持ち主のようだ。

 松葉コース登山口

 50分程歩いて小さな石像がある馬頭観音に着く。コースタイムからすると此処が中間地点になる感じだ。Sさんは休む気配も見せず脚を進める。アラセブンのはずなのに侮れぬ健脚の持ち主、昨日辺りから腰に違和感を覚えて体調が良くない私は、追いて行くのがやっとこさという状態だ。

 馬頭観音の先から稜線歩きとなる。かなり急登な道でトラロープを掴んで強引に登るような個所もある。岩場の所で靴に荷重を乗せたら泥で滑り、額を岩にしたたか打ってしまった。

 松葉コースの急登

 登り着いたピークが山頂かと思ったが手前のピークで一旦鞍部に下り再び高まった所が高川山(976m)だった。田野倉駅を出発して1時間40分あまり休憩も取らず一気に登り着いた感じである。

 山頂からの展望は抜群で、富士山を始め近隣の山々を眺める事が出来る。強風で土埃が舞上がっているせいなのか土色に霞んでいるようにも見える。先着していた単独行の男性に記念の写真を撮ってもらう。控えめで感じのよさそうな人だった。

 高川山山頂

 高川山から富士山方面

 風の通らぬ一角でお湯を沸かしコーヒータイムとする。山頂でSさんと二人何気ない会話を交わす一時はとても気分が寛いで、一寸贅沢な時間を過しているような気がする。いつの間にか単独男性は去り、若い女性ペアが山頂で休憩していた。彼女らに挨拶して我々も山頂を辞する。一旦鞍部に戻り、此処から古宿コースを降って行く。植林帯をジグザグに降って行くと中谷コースが左に分岐する。少し遠回りになるが、我々は右手の古宿コースを降って行く。

 程無く林道に降り立つ。ここから林道沿いの道になる。しばらく進むと山間の鄙びた集落に着いた。此処が古宿で旅館も1軒あった。更に川沿いの車道を進んで行くと前方に白いコンクリートのリニア実験線高架が見えてきた。その高架を潜り、更に高速道路の高架を潜ると田野倉の集落に入る。桂川越しに富士山や道志の山々が屏風のように聳え、背後は高川山の山頂が意外な近さで見える。

 リニア実験線と奥の山は九鬼山

 富士急、田野倉駅(左が駐車場)

 お昼過ぎに田野倉駅に戻ってきた。時間も早いので、帰りは一般道をノンビリとドライブしながら帰宅の途についた。高川山は小さな山だったが、Sさんといろいろ会話しながらの道中はとても楽しく、普段口数の少ない私にとっては、日頃のストレスを解消するよい機会だった。ただ最後に懸念が一つ、下山後私の腰に違和感が残った。せっかく良くなった腰痛が、今後悪化しなければよいのだが、

 

コメント
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