Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、関八州見晴台ハイキング

2013年03月18日 | 山歩き

奥武蔵、関八州見晴台   3月16日(土)     天気=晴れ

07:45黒山バス停→ 08:28~35日照水→ 09:10~18花立松峠→ 09:56~10:10関八州見晴台→ 10:40花立松峠→ 11:13~15傘杉峠→ 12:00黒山バス停

 

 所属している山の会の月例山行「奥武蔵、関八州見晴台」に参加した。登山口となる越生町は梅の名所です。途中バスの車窓からは吹雪のように白い梅の花が咲き誇り、春の息吹を感じさせる。

 最寄駅の東武生越駅

 黒山バス停

 バスの終点、黒山に降り立った山仲間は15名、全員の準備が終えると三々五々歩き始める。

両側に旅館や御土産屋等が並ぶ狭い車道を10分程進むと、天狗の滝が左手狭い渓流の奥に見える。そこから少し先に2段になった雄滝、雌滝があり、これらを総称して黒山三滝と呼ばれる。いずれも落差10m足らずの可愛い滝だが、この近在では有名な観光名所となっている。

 黒山、雄滝(上段)、雌滝(下段)

 

 滝の右手から登山道が始める。今朝は春の日差しが暖かく、急な山道を歩いていると汗ばんでくるが、青空と緑の樹林が心地よい。風が弱いので花粉もそんなに酷くないようだ。

 やがて舗装された狭い林道と交差する。此処は「日照水」と呼ばれる水場があり、細々と水が流れている。一息入れた後、再び登山道を登って行く。標高が上がるにつれ、だんだん関東平野の展望が開けてくる。

 花立松峠への登山道

 奥武蔵の稜線を貫く舗装された林道に着いた。此処が地図上の「花立松峠」で、林道は「奥武蔵グリーンライン」と呼ばれ、尾根伝いに飯能市から秩父市までつながっている。

 我人生で一番馬力があった30年近い昔、ランニング姿で西武飯能駅をスタートし奥武蔵グリーンラインを経由して西武秩父駅まで約4時間で走り抜けた事がある。その後に駅前の飲み屋で飲んだ生ビールと焼き鳥の美味さだけは、今だに忘れられない。

 花立松峠から緩やかな尾根道を40分程歩いて関八州見晴台(771m)に到着した。山名から判るとおり、関東平野や周辺部の山々の展望が一気に拡がる。奥多摩山地の奥に真白な富士山も顔を出している。山頂標識の所で会の旗を広げ、恒例の全員写真を撮る。

 関八州見晴台から富士山方面

 関八州見晴台山頂

 今日は山行後の午後に、山の会の年次総会が予定されているので、正午には登山口の黒山バス停に戻らねばならない。休憩もソコソコに、花立松峠へと来た道を戻る。

 花立松峠からは、登山道沿いに幾度かアップダウンを繰返して傘杉峠へ向かう。車道(奥武蔵グリーンライン)を歩けばアップダウンも少なくて楽なのだが、頻繁にバイクや車が行き交うので危ないのと騒音で歩けたものではない。 

 傘杉峠から黒山への下山口

 傘杉峠からジグザグ道を黒山に向けて一気に降って行く。かなりの急坂なのでドンドン高度が落ちていく。やがて右下にゴルジュ状の沢筋が現れた。黒山三滝の一つ「天狗滝」につながる沢で、滝を観望する休憩舎を通過した先が黒山三滝の車道だった。

 土曜日のお昼とあって、車道には多くの観光客が行き交っている。黒山バス停に戻ると、ホテルのマイクロバスが迎えに来ていた。全員車に乗り込むと一路、年次総会場所のホテル「ニューサンピア埼玉おごせ」に向かう。途中の梅林では、白い花吹雪の下で大勢の人が花見を楽しんでいた。

コメント
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