Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

北高尾山陵、堂所山~八王子城山

2015年03月01日 | 山歩き

 2月28日(日)    天気=晴れ

09:00陣馬高原下バス停→ 10:05~08底沢峠→ 10:25~31堂所山→ 11:20三本松山→ 11:50~12:25ランチ休憩→ 13:05狐塚峠→ 14:00~05杉沢ノ頭→ 14:09富士見台(分岐)→ 14:45~58城山→ 15:55霊園前バス停

 

 テニス仲間のYさんから今度の土曜日、北高尾へ行くけど一緒にどうだい?と誘われた。そろそろ行かなくちゃと思っていたところなので喜んで参加させてもらう事にした。

 今日の参加者は私も含め9名、皆さん顔馴みの人ばかりなので楽しい山行になりそうだ。高尾駅北口バス停から陣馬高原下行きのバスに乗り終点で降りる。準備を終えて底沢峠へ突上げる道を歩き始める。

 陣馬高原下バス停

 最初は舗装された狭い車道を進むが途中で登山道に変る。山腹をジグザグに登る傾斜も緩く歩き易い。大して汗もかかず1時間程で稜線上の底沢峠に着いた。此処は登山道の十字路で直進すれば相模湖町の底沢集落へ、右へ行けば陣馬山へ向かう道となる。

 底沢峠への登山道

 底沢峠

 我々は左折して先へと進む。程なく道は分岐し右は景信山~高尾山へ進む道だ。左の道を進むと10分程で堂所山(731m)に着いた。本日のコースで此処が最高峰、疎林に囲まれ展望はそれ程では無い。それでも斑に白くなった大菩薩や奥秩父の山々が望まれた。

 堂所山山頂

 此処から八王子城山までは北高尾山陵と呼ばれる尾根道で、人気の高尾山~景信山に比べると標高も低く地味で人気も薄い。しかし幾つもの小ピークが連なる(事前に調べたS氏の言によれば15のピークがあるそうだ。)タフなコースで、高尾の山と軽んずれば手痛い仕打ちにあうだろう。

 登山道を塞ぐ倒木

 変わり映えせぬ樹林の道は進んでも進んでも次のピークが現れる。だけど今日の参加者は皆健脚で苦しい顔もせず粛々と進んで行く。先頭を行くK夫人が安定したペースなので、それも大きく貢献しているのだろう。

 滝ノ沢林道と接する狐塚峠でコースの中間点くらいで、更に進み杉沢の頭(547m)を越えた次のピークが富士見台で裏高尾町へ降る道が右に分岐する。ここから春陽炎に霞んだ富士山が望まれた。

 富士見台の標識

 この先八王子城山まであと僅かと思われたが、更に幾つかピークを越えて「詰の城」と記された標柱が建つピークに着いた。此処が城山の最高地点のようなので記念の全員写真を撮る。更に進むと大きな石碑が建つ広場に到着した。一挙に関東平野の大展望が拡がる。眼下には八王子市街、遠く都内の高層ビル群も確認できる。

 詰の城ピーク

 城山から関東平野の展望

 石碑は戦国時代豊臣秀吉に滅ぼされた北条氏に纏わるもので、この一帯は城の要衝であったようだ。ここから良く整備された緩やかな道を降って城山の登山口に降った。その後ビジターセンターを見物したりしてノンビリ歩き、霊園前バス停から高尾駅行のバスに乗った。

 城山山頂の石碑

 城山登山口

 バスが高尾駅に着いた直後上り快速電車が発車したので皆それに飛び乗ったのだけど、一人トイレに駆け込んだ私は乗り遅れた。それを心配したS氏がワザワザ私を待ってくれたのには恐縮した。S氏も頻繁にブログを発信する人なので、そんな会話を楽しみながら一緒に帰宅の途についた。

 大してキツクもユルクもない程良い山歩きに、身も心もリフレッシュした感じ、メンバーが良かったのでとても楽しく歩く事ができた。それにブログのトップ画面に登山記事を載せられるのも嬉しい事だ。

コメント
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