6月24日(水)
山の先輩のSさんは庭の手入れ中に腰痛を発症し、一時は歩くのも困難だったらしいが、先日「近郊の山を歩いて来た。」とメールがあり山歩き出来るまでに回復した様子なのでホッした。
と思ったら、同じく山の先輩の I さんが自身のブログで「元気に過ごそうとしても・・・この先、僕もどうなることやら」と弱気な発言をしている。お二人は私の生涯の岳友で、いつまでも変わらずにいてくれると思っていたのに、何やら一抹の不安が漂い始めた。
老化は生きる人間の宿命で何人も逃れる事はできない。しかし私の信じる信仰の力で、その進捗を弱める事は可能なのだ。さてその信仰とは何か。「歩きなさい、さらば汝は救われん。」というありがたいお教えの「日本ウォーキング教」である。(注:この宗教はフィクションで、日本歩け歩け協会とも無関係です。)
教義はタダ一つ、歩く。とに角ひたすらに歩く。なるべく長くなるべく速足で、これさへ心掛けていれば、あなたに健康と幸いがもたらされるでありましょう。(なお、この教義に関する責務には一切応じません。)
私は過去に遭った人生の困難を幾度この信仰に救われた事か。若い頃はもっと過激なランニング教を信仰していたが、流石に体力の低下で教義の継続は断念せざるをえなかった。
先輩Sさんは、この信仰の熱心な信者であり、不死身の男だから間違いなく復活するでありましょう。 I さんも山男だから潜在的信者であるだろうが、信仰の熱意がチョット心配、更なる精進を期していただきたい。そして我信仰の聖地、日本アルプスを共に詣でましょう。