Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№16、北海道、ニセイカウシュッペ山(3百名山)

2017年09月18日 | 三百名山回顧

 平成24年8月10日(金)   天気=晴れ時々曇り後雨           

06:36林道終点登山口→ 08:00~10展望台→ 08:59~09:20ニセイカウシュッペ山→ 09:56展望台→ 10:53林道終点登山口

 

 ニセイカウシュッペ山はスキージャンプの高梨沙羅選手が生まれ育った川上町に聳える山で、大雪連峰の好展望台と言われている。長々続く古川林道の終点が登山口で、この林道もゲートが施錠されており川上営林署から鍵ナンバーを教えてもらい通過する。

 登山口は車10台近くは停められそうな広場だが、今朝は我々が一番乗りで他には誰も居ない。登山口の標高が1100m、山頂との標高差は780mほどで、北海道の山の中では容易に登れるコースだ。

 ニセイカウシュッペ山登山口

 登山口の入山ノートに記帳して出発する。しばらくは樹林帯の穏やかな道が続く。午後から下り坂の天気予報なので、稜線に雲が纏わりついている。心地よい道を1時間余歩いて展望台に着いた。ここから仰ぐニセイカウシュッペの山頂は流れる雲に姿を隠している。

 展望台

 展望台から大雪山方面

 ここから大槍まで西尾根の急登になる。大槍の基部に達すると道は左右に分岐し、ここを左折してハイ松帯の緩やかな尾根道を進む。前方に一匹の北キツネが姿を現し、しばらくは我々を道案内するように前を歩いてくれた。

 西尾根の登りからニセイカウシュッペ山

 西尾根の急登

 大槍直下

  我々の前を歩く北キツネ

 前衛峰の横を通過し丸いピークを登るとそこにニセイカウシュッペ山(1879m)の山頂標識があった。山頂は広々としてとても気持ちの良い場所だ。残念ながら大雪連峰は雲に覆われ姿を見せないが、雲間に茫洋とした北の大地を展望し満足の思いで山頂を後にした。

 ニセイカウシュッペ山山頂(奥に見えるはずの大雪連峰は雲に覆われている)

 山頂にて

 山頂から大槍方面

 西尾根の急坂を降り樹林帯の緩やかな道を歩いているとポツポツ雨が降り始めた。そんな中、大学生風の女×2名、男×1名の3人パーティとすれ違う。若い彼らには雨なんて関係ないのだろう。

 身体を濡らさぬうちに登山口へ戻って来た。国道まで降ると時間も早いので層雲峡まで足を伸ばし滝見物などの観光をして午後を過ごした。ところで今日の登山中に長年愛用していた登山靴の底がパカッと剥がれてしまった。どうしたものかと思ったが、この後の登山に支障をきたすので札幌市内まで車を走らせ、札幌モンベル店で特価セール中の新たな登山靴を購入した。

 双層雲峡の瀑台から銀河の滝(左)と流星の滝(右)

 この靴、靴紐で締めるのではなく細いワイヤーをダイヤルで締めるという変わったデザイン、多分これが敬遠されて安売りしてたのだろう。着脱 は容易だがその後使用して新たな欠陥も判った。それは又後日のブログにて。

 

 

コメント
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