今シーズン2度目のスキーで、黒姫高原スキー場へ行って来た。残念ながら強い寒波の襲来で二日間とも吹雪模様の天気で思うようには滑れなかった。若い頃ならそれでもリフト代をペイしようと必死で滑ったもんだが、齢老いた今そんな元気は無く凍えるような屋外の寒さに負けて、滑るよりレフトハウスで休憩する時間の方が遥かに多かった。
ところで今回気付いたけれど、スキーブームが去り客足が遠のいた以前のスキー場はシニア料金など設けて年寄りを優遇していたが、最近はジュニア料金を新たに設けて若者を優遇している。
黒姫高原スキー場の一日券で比較すると、「一般=3900円、シニア=3500円。ジュニア=2400円」と格段にジュニアが安い。若者がスキーに親しむのは良い事だと思うし、行く末短い年寄よりこの先何度も足を運んでくれる若い人に来て欲しいと願うスキー場運営者の気持ちも判らぬで無い。
でもネ、シニアユーザーとして言わせてもらうと、年寄りはすぐ疲れるからリフトに乗る回数が少ない。元気が無いからゲレンデ外を滑ろう何て無茶もしない。それにやたら休憩するから食堂や売店の売り上げアップに貢献している。
つまりスキー場側からみて、シニアは非常に良質なユーザーなのだ。こんな現状を鑑みれば、ジュニアと同じ金額とまでは言わないけれど、せめて3500円のところを3000円位にしてもいいんじゃないのと思うんだけどね。
吹雪の黒姫高原スキー場
同上
宿泊したライジングサンホテル