2月5日(月)
髪が伸びてきたので先日理髪店へ行った。ところで突然の疑問だが、理髪店って他にも散髪屋、床屋、理容店等のいろいろ呼び名があるけれど、一体どれが正しいんだろう。それともそれぞれに意味合いが異なるのかな?今一つハッキリしない。
まあそんな事は置いといて、現役時代はこんな私でも身だしなみに気を使っていたから、1ヶ月に一度のペースで理髪店に通っていたけれど、定年後の今は2ヶ月に一度行けばいい方だ。
散髪する時、己の顔を眺めつつ最近特に気になってきたのだが、鏡に映る私の顔の瞼や眼の下にある泣き袋が、だんだんと下へ垂れてきているような感じがする。
地殻変動ならぬ顔殻変動で、これが老いと言うのだろうかと実感する。そう言えば理容師さんが散髪の後よく肩を揉んでくれたりするのだが、若い頃はそれが有難迷惑だったけれど、最近は何故だかとても心地よい。これも老いの一つだろうか。
それからもう一つとても悲しいのは、枯れたサンゴのようにドンドン白髪化していく自分の髪の毛だ。不思議な事に後頭部より、前面の方が白髪化の進捗度が早いので、何で逆じゃないのかと悔しさが募る。
隣りの椅子に座った爺さん何ぞは、白髪頭を未練がましく黒く染めてもらっているので、その老け面に向かって「無駄な抵抗はやめろ。」と言ってやりたくなった。
しかし私の知人の〇〇さんや△△さんみたいに、すっかり砂漠化の進んでいる人に比べたら、まだ残っているだけでも有難いと思わなくちゃ神(髪)様のバチが当るかも。・・・この発言で私は今、幾人かのオジサンを敵に廻したような気がする。