Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№30、秋田駒ヶ岳(2百名山)№31、乳頭山(3百名山)

2018年02月22日 | 三百名山回顧

昭和55年10月10日(金)    

 

県営田沢湖スキー場→ 秋田駒ヶ岳→ 湯森山→ 笊森山→ 千沼ヶ原→ 烏帽子岳(乳頭山)→ 白沼→ 滝ノ上温泉(泊)

 

 ブログで始めた日本3百名山回顧、やっと31座目になった。このペースでは惚ける前に終わるだろうかと一寸心配だ。さて前回の岩手県早池峰山は、霞がかかったような薄い記憶だったが、今回の秋田駒ヶ岳~烏帽子岳登山(乳頭山)も、更に古い出来事なので尚更記憶が薄い。

 この時も一人ポッチで上野駅から夜行列車に乗り、朝方田沢湖近くの田沢湖スキー場の登山口から登ったのだと思う。秋田駒ヶ岳の最高峰、男女岳(1637m)までは容易に登れ、背後に田沢湖が大きかった。山頂からはその少し前に噴火した小岳の黒いピークと立ち昇る噴煙が確認を見る事ができた。

 登山道から田沢湖

 秋田駒ヶ岳(男女岳)山頂

 山頂から女岳(右)と小岳(左黒い山)

 山頂から笊森山(左)、岩手山(右奥)方面

 男女岳から湯森山~笊森山と続く稜線は広々とした山上高原で、展望が良く快適な尾根道だった。笊森山(1541m)の山頂に着くと烏帽子岳(乳頭山)が北に間近で、小さな沼が幾つも点在する千沼ヶ原が足下に見えた。

 笊森山から千沼ケ原方面

 山頂が小さく尖った烏帽子岳(乳頭山)(1478m)は、その名のとおり女性の乳房や烏帽子の形に似て無くも無かった。烏帽子岳から葛根田川沿いの滝ノ上温泉までは標高差800m余の長い降りだった。中間地点に佇む白沼には希少動物のモリアオガエルが生息しているそうだが、静かで小さな池だった。

 烏帽子岳(乳頭山)山頂

 白沼

 この夜は滝ノ上温泉に泊り、翌日は岩手山を登って網張温泉へ下山した後、夜行列車で帰宅した。二日間の山旅はソコソコ天気に恵まれて、一人寂しくはあったが充実して楽しい山行であったように思う。岩手山については、後年妻と二人で登ったので、その記録をブログに載せたいと思う。

コメント
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