5月27日(日)
完踏破を目指し向かった熊野古道、奥駈道だったが、残念ながら三分の一程の距離を残し昨日我が家へ戻ってきました。完踏破できなかった原因は実力にそぐわぬ計画の甘さにありました。
前半は宿坊に泊りの軽装備で一気に距離を伸ばし、後半は幕営装備で歩く予定でしたが前半のロングコースで心身共に消耗し、一度下界へ降りたら再び重い装備で山へ向う気力が萎えてしまいました。
そこで標高の低い南部奥駈道を先に踏破して体力の復活を図ろうとしたのですが、意外とアップダウンの厳しいコースだったのと暑さにスタミナを奪われ、山へ登る意欲が更に失せてしまいました。
ここは一旦帰宅して、再び体力気力が充実した時に残されたコースを挑戦しようと考えを改めました。又人生の課題が一つ残ってしまったのだが、これも生き甲斐の一つと思えば楽しみでもある。いずれの日か必ずや奥駈道の完踏破を果たして、熊野本宮大社の大神、スサノオノミコトに修験者のお許しを願い出るつもりです。