5月12日(土)
切手やコインなど珍しい品々を収集し、それを生き甲斐というか趣味にしている「コレクター」と呼ばれる人々が世の中には沢山いる。貧乏人根性が染みついた私にそんな悠長な趣味は無いけれど、若い頃から数多くのマラソン大会に出場しているせいか、参加賞のTシャツが気が付いてみたらずいぶん増えている。
そんな事情で私はTシャツなど買った事は無く、今持っているものの殆どはマラソン大会で獲得したものだ。参加賞のTシャツは色もカラフルでオリジナル、だから記念にもなるし貰って凄く嬉しい。そんなTシャツを数多く持ってる私は、「Tシャツコレクター」の端くれと言えるのかも知れない。
しかし最近、運営事情が厳しくなっているのか、マラソン大会参加賞の質が随分低下しているようだ。私が毎年参加する小川町和紙マラソンも、数年前からTシャツがタオルに変った。他の大会を見渡しても、多くの参加賞がタオルになっている。(今年4月に走った本庄早稲田の杜マラソンは、クールなTシャツであったが。)
Tシャツは普段着でもあるから日常頻繁に使っているので、だんだん色褪せ加齢臭が染みついて廃棄処分せざるを得なくなってくる。このままでは日本の人口推移と同様に、私のコレクトするTシャツもだんだん減ってしまうのではと気掛かりだ。