Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

NHKの公開歌番組「J-MELO」を観てきたが、ロックは疲れる。

2018年05月07日 | 映画・コンサート

 5月7日(月)

 運よく抽選に当たったので、さいたま市の大宮ソニックシティで公開収録されたNHKの公開歌番組「J-MELO」を観に出掛けた。ソニックシティの入口で午後2時から客席の抽選があり、30分程並んでゲットした席は広い大ホール1階中央奥の方でまずまずの場所であった。

 客席の抽選会場

 大宮ソニックシティの大ホール会場

 午後5時から開演で、MCの女性シンガーMay・Jさんが客席に向かって「盛上げていきましょう。イェーイ」と叫ぶと、大半の観客が呼応して右手を突き上げ「イェーイ」と大声と応える。

 コンサートではよく見られるパフォーマンスだが、私はこれが大の苦手というか嫌いだ。アラセブンの年寄が「イェーイ」何てコッ恥ずかしい。隣の席には私よりだいぶ高齢のオバサマ二人組が座っていたが、強要されたように「イェーイ」と叫ぶ姿は痛々しくて見ておれなかった。

 最初に登場したのは「バンドーメイド」という女性ロックバンド、秋葉原でよく見掛ける「いらしゃいませ。ご主人様」のメイドコスチュームで強烈なロックを演奏する。熱心なファンがいるようで、片手を突上げスタンディングで気勢を上げる。その雰囲気に私は場違いな所へ来たと後悔し、妻が居なけりゃ席を蹴ってよっぽど帰ろうかと思った。

 しかしその後に登場した女性シンガーの「吉澤嘉代子さん」や「Beverlyさん」、「May・Jさん」が素晴らしい歌声を披露してくれたので、何とか気分を持ち直す事ができた。そして番組の最後を締めくくったのが男性ロックミュージシャンの「SKY-HIさん」、初めて聞いた名前だが若者を中心に凄い人気ぶりで会場はスタンディングオーベィションの盛り上りだ。

 私は別に盛上ってなぞいないけど、座ってちゃ見えないから仕方なく立ち上がり手拍子を合せる。しかし「炭坑節」や「東京五輪音頭」のリズムが染みついたオジサンは8ビートのロックミュージックには追いていけず、知らないうちに会場のリズムとは真逆の手拍子を叩いてるのが哀しくなる。右隣りの妻や左隣の高齢女性二人組などは、疲れてしまったのか座ったままで観客の中に埋もれてしまった。

 タダ券なので贅沢な事は言えないけれどタダ程恐いものは無く、公開収録を終えた時は苦行を終えたような気分だった。なおこの公開番組はNHK国際放送で放映されるようで、国内の総合NHK放送では観られないようだ。後日BSで放送されると説明があったけれど、観る気が無いので聞き流した。

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