Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№59、福島県、磐梯山(百名山)

2019年03月07日 | 三百名山回顧

昭和53年10月15日(日)    天気=晴れ  

 「会津磐梯山は宝の山よ~」と謳われるように、会津地方の人にとって磐梯山はシンボル的な山だ。猪苗代湖畔から眺めると、鋭く聳える姿が美しい。その磐梯山へ初めて登ったのは、昭和53年10月でした。

 古いアルバムには、その時の写真がたった3枚残されていた。上野駅から夜行列車に乗って夜も明けやらぬ猪苗代駅へ着き、此処から磐梯山目指してテクテクと歩き始めた事はウッスラ覚えている。

 猪苗代スキー場のゲレンデを登り沼ノ平の池を越え弘法清水の山小屋へ辿り着くと、大勢の登山者が憩っていた。弘法清水から急坂を一登りすると磐梯山の山頂で360度の展望だったが、あまり記憶が無い。

 赤埴山辺りから磐梯山?

 山頂の標識

 八方台への下山道から磐梯山

 山頂を後にすると西へ向かって降り、八方台の登山口へ降り立った。この頃は若くて馬力もあったらから、更に歩き続け猫魔ヶ岳を越えて広々とした雄国沼の湖畔を通り、檜原湖湖畔の磐梯高原のバス停まで延々と歩いて降った。丁度紅葉時期の休日であったから湖畔の道路は大渋滞で車列が動かず、その中を登山姿で颯爽と歩くのはすこぶる心地のよいものだった。

 平成28年の9月16日には、八方台の登山口から妻と二人で再び磐梯山へ登った。薄曇りの山頂へ着いた時、38年前に一人寂しく此処へ登った若かりし頃の自分が懐かしく思い出され、ちょっぴり切ない気分になった。

 平成28年9月、八方台登山口

 同上、弘法清水の小屋

 同上、磐梯山山頂

コメント
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