Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

NHKの「いだてんコンサート」は、今までで一番面白かった。

2019年03月12日 | 映画・コンサート

 3月10日(日)

 時々メールで送られてくるNHKのイベント情報へ片っ端から申し込んいるものだから、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当る」で年に数回は当選する。先日も「N饗×大友良英×いだてんコンサートに当選しました。」とNHKからハガキが届いた。

 そして今日の開演日、妻と二人で渋谷のNHKホールへ出掛けた。18時の開場でホールに入り、抽選で指定された席は2階席の前から6列目、舞台に立つ出演者の姿が小さくて双眼鏡を持ってくればと少し後悔した。

 入口の中村勘九郎扮する金栗四三と記念写真

 開演前の会場

 このコンサート、今放映中のNHK大河ドラマ「いだてん」の宣伝を兼ねた公開番組のようだ。MCは首藤奈知子アナウンサーと音楽家の大友良英さん、彼の名は初めて知ったが、大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当している人で、中々ユニークな人柄の持主だった。

 出演者の顔ぶれが凄くて、NHK交響楽、新国立劇場合唱団、大友良英率いる「ビッグバンド舞台」等、加えて「いだてん」出演者の綾瀬はるか、中村獅童、峯田和伸、更に演歌歌手の島津亜矢、薬師丸ひろ子、小松政夫等、総勢300名以上になるという豪華な布陣だった。

 コンサートは「「いだてん」に因んで、1964年の東京オリンピックに関わる歌や映像、昭和30~40年代のポピュラーミュージック等、我々団塊世代に馴染み深い歌が多くて楽しい内容だった

 ドラマで主人公の恋人役を演じる綾瀬はるかさんが、「自転車節」と「ムーン・リバー」の2曲を生歌で披露してくれたのは意外なサプライズだった。N饗をバックに英語で歌った「ムーン・リバー」は流石にレベルが高く、若干音程を外したりして苦戦していたが、演奏後に「もう一度やれば上手く歌えるのに・・」と悔しがる姿もご愛嬌で、彼女の好ましい人柄が会場を大いに盛り上げた。

 N饗をバックに歌う綾瀬はるかさん

 19時に開演しコンサートを終えたのが21時半過ぎで、2時間半を超える長丁場だったが、今まで何度か見たNHKの公開番組の中では断トツの面白さだった。

 コンサートの最中は、司会役の首藤アナウンサーや大友さん、その他出演者の人達がトチッたりしてやり直すシーンが何度もあったが、テレビ放映ではそんなシーンは全てカットされるのだろう。

 でも観客席では、そんな失敗シーンの方が盛上って大いに湧いていた。このコンサートは3月31日(日)午後3時から放送される予定だが、NHKBSなので我家のテレビで見る事は叶わない。でもテレビより生の方が絶対面白いと思うので、それ程見たいとも思わない。

コメント (2)
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