Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

信州志賀高原、笠ヶ岳登山

2020年08月03日 | 山歩き

8月2日(日)      天気=晴れ

06:30熊の湯温泉駐車場→ 06:53登山道入口→ 07:56~08:03笠岳峠→ 08:30~56笠ヶ岳→ 09:18~22笠岳峠→ 10:14~22登山道入口→ 10:30熊の湯温泉駐車場

 

 梅雨が明け、久し振りの登山で志賀高原の笠ヶ岳を登って来ました。県外の山へ登ったのは東京都の御岳山以来実に約3か月半ぶり、久々の高速道路運転はけっこう緊張しました。

 笠ヶ岳は日本三百名山の一座で、30年以上昔に山岳会の仲間達と熊の湯温泉側から登っている。しかし過去のアルバムを捲っても写真はおろか記録の一片すら残されておらず、登った日付さへ定かで無い。これでは日本三百名山回顧の掲載に支障をきたすので、妻と二人で前回と同じコースを再び登って来ました。

 昨夜は長野道の松代パーキングエリアで車中泊、キャンプ気分で中々快適な一夜でした。朝方6時過ぎに熊の湯温泉の駐車場に着いた。準備を終えて歩き始めたら、熊の湯温泉ホテルの人が出て来て「登山ですか?ここはホテルの駐車場なので、宿泊者以外の人は川向こうの駐車場に車を停めてください。」と注意されたので、車を移動させた後出発した。」

熊の湯スキー場から熊の湯温泉(下山時)

 駐車場から僅かな距離で熊の湯スキー場ゲレンデに着く。ゲレンデには「笠ヶ岳・山田温泉」と書かれた標識が立っており、それに従って、ゲレンデの左から数えて三番目のリフト沿いに登って行く。

スキー場ゲレンデの標識

 ゲレンデを登って行く。

 約20分程の登りで「笠ヶ岳・山田温泉→」と書かれた標識が有り、ここから右に登山道が始まる。登山道は笠ヶ岳山腹を巻くトラバース道で、幾つか小沢を超えると、崖に仮設橋を掛けられていた。

登山道入口の標識

 トラバースの道

 仮設の橋

 更に長々と山腹を巻いて行くと、道下に県道南豊野志賀高原線が並行してチラチラと見えて来た。登山道入口から約1時間で、県道沿いに茶店が建つ笠岳峠へ着いた。志賀高原から峠までの県道は、去年の水害被害以降通行止めになったままだ。(山田温泉側から峠までは通行可能です。)

笠岳峠茶屋(休業中だった。)

 峠から志賀高原への県道は通行止め

 峠からいよいよ笠ヶ岳へ向けて登って行く。最初は緩やかな坂道だったが、その後は急な階段の道で、これが昨日の雨で濡れており滑りそうで何となく怖い。(ある意味ここが今日一番の難所だったかも知れない。)

峠から最初は緩やかな登り

 濡れて滑りそうな階段の道

 急な階段が終わると今度は急な岩場の道で、そこを一登りしたら、笠ヶ岳(2076m)の山頂だった。

山頂直下の岩場の道

 笠ヶ岳山頂

 山頂の最高地点は石の祠が鎮座する大岩で、此処から360度の大展望です。30数年前の晴れの日に、親しい山仲間達とこの上で楽しいひと時を過ごした記憶が薄っすらと蘇ります。

最高地点大岩の祠

 山頂から東、横手山方面

 山頂から北、湯田中温泉方面

 妻は濡れた急な階段とジメジメしたトラバース道に嫌気がさして、「この山もう2度と来たく無い。」何て言っている。30分足らずの滞在で山頂を後にする。

 山頂では誰にも会わなかったが、帰りの道では幾人かの登山者とすれ違った。さすが三百名山の一員なので、ソコソコの人気があるようです。往路を忠実に降って山頂から約1時間半で登山口の熊の湯温泉駐車場に戻って来た。

山頂から笠岳峠へ降る

 帰りの道は、渋峠(日本の国道最高地点)から草津白根山の脇を通って、草津温泉の大滝の湯で山の汗と疲れを流した。その後は八ッ場ダムを見物なんぞして夕刻わが家へ戻りました。久々の遠出は山と温泉いずれも楽しめて、充実した一日を過ごせました。

 

 

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