8月2日(日)
笠ヶ岳登山を終えたのが午前10時半頃、せっかく遠出したので後は観光巡りでもしようと国道292号(通称:志賀草津道路)を草津方面に車を走らせた。久々の好天と休日という事もあり、行き交う車やバイクはかなり多い。日本の国道最高地点(2172m)である渋峠の駐車場は、満車状態だったので停まらずに通過する。
渋峠から西に御飯岳方面(右奥のゆったりした山)
草津白根山の火口湖「湯釜」周辺は、現在「噴火警戒レベル2」の規制中で、この間の国道292号は自転車やバイク、オープンカーは通行不可、車のみが通行できるが全面駐停車禁止で停まる事はできません。
噴火警戒レベル2の規制案内図
草津温泉に着くと、一番人気の日帰り温泉「大滝の湯」で山の汗を流す。入口で検温されたものの、通常通りの営業でした。入浴客はソコソコの賑わいで、ソーシャルディスタンスに気を配りつつ湯船に浸かりました
温泉を出ると吾妻川の八ッ場ダムへ向かった。「去年の台風による大雨を堰き止めて、利根川本流の水害を防いだ。」と話題になった事もあり、現在どうなっているかとチョット気になっていました。
前回訪れた時に比べると八ッ場ダム周辺は全く様変わりしていました。高さ116m、長さ290mの巨大なコンクリートが吾妻川を堰き止めて、巨大な湖が出現していました。「あがつま湖」と言うんだそうです。
ダムサイト横のダム資料館(現在閉館中)
八ッ場ダム展望台
ダムサイトからあがつま湖
八ッ場ダムの堰堤
ダム下から放水中
ダム近くの道の駅「八ッ場ふるさと館」には八ッ場ダムを観光する水陸両用バスが運行していて、乗ってみたい気分だったが最終便以外は全て満席の人気で乗る事はできませんでした。(1時間半の周航で料金は大人3500円と、けっこう高額料金です。)
八ッ場ダム観光の水陸両用バス
道の駅やダムサイトには大勢の観光客が押し寄せて、新たな一大観光名所が誕生したという感じです。コロナウィルスの影響でダム資料館やダム本体内の見学はできなかったが、ダムサイトからの景色は素晴らしく一見の価値有りです。