Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

吾妻連峰、西大巓(ニシダイテン)登山(詳細)

2020年08月19日 | 山歩き

8月17日(火)      天気=曇り

09:13ゴンドラ山頂駅→ 09:39登山道入口→ 11:20~41西大巓山頂→ 13:21登山道入口→ 13:49ゴンドラ山頂駅

 

 避暑と登山を目的に車中泊も入れれば三泊四日で福島県会津地方へやって来た。ところがここ数日の福島県は、前線が停滞して雨が降ったり止んだりの天気が続いている。

 17日の朝はどんよりとした曇り空だったので、ダメもとの気持ちで裏磐梯のグランデコスキー場へ向かった。西大巓の山麓にあるスキー場の駐車場には7~8台程の車が停まっていたが、殆ど人影は無かった。

グランデコスキー場ゴンドラ山麓駅

 取りあえず乗車チケット(往復一人1800円)を買って、8時半過ぎゴンドラに乗る。20分足らずで労せず標高1390mの山頂駅へ着く。今にも雨が降りそうな天気であまり登る気力も湧かないが、「本降り雨になったら引き返そう」そんな気持ちで出発する。

ゴンドラ山頂駅から出発

 最初はスキー場の広々としたゲレンデを、ジグザグに登って行く。20分程で水の流れる小沢に着き、そこから樹林帯の登山道が始まる。これが実に歩き難く、ジットリと濡れた岩コロや木の根が多く滑りそうで沢登りをしているような道が続く。

ゲレンデを登って行く

 スキー場ゲレンデ

 小沢の流れる地点

 水の流れる嫌らしい道

 同 上

 こんな道が長々と続く

 こんな道を慎重に1時間ほど登り続けると、少し傾斜の緩やかな地点に着き、稜線の一角がチラリと見えた。そこを過ぎると再び両手で木の根を掴んで登るような急登になったが長くは続かず、稜線間近を思わせる歩きやすい道に変わった。しばらく進むと白布峠への分岐地点に着き、その先が西大巓の山頂だった。

緩やかな地点から稜線がチラリと見えた

 山頂間近、快適な道

 西大巓山頂

 ゴンドラ駅から山頂まで約2時間余の道程で、簡単に登れると思っていたが予想以上に厳しい道だった。晴れていれば山頂から360度の眺めだが、周囲を雲に覆われて残念ながら殆ど展望は無かった。

山頂から登って来た尾根

 当初の予定では吾妻連峰の最高峰、西吾妻山まで行くつもりだったが、登山道が思いの他悪く又天気もハッキリしないので、西大巓のみで下山する事にする。

 降りも転ばぬよう慎重に歩いたので思いの他難儀して、ゲレンデへ着いた時には思わずホッとした。ゲレンデを降る道からは眼下に小野川湖や遠くに磐梯山の姿を望む事が出来た。ゴンドラ駅に着いたのは午後1時49分頃、結局登りも下りもあまり変わらぬ時間だった。

下りも歩き難い道が続く

ゲレンデから小野川湖、磐梯山方面

 ゴンドラ山頂駅に戻って来た。

 山歩きを目的に遠く福島県まで来たのに一つの山も登らず帰るのは悔しいので、取りあえず吾妻連峰の一峰である西大巓へ登れたのは嬉しかった。裏磐梯は自然豊かな魅力溢れる所です。今度は紅葉の時期にでもぜひ訪れたいものです。

コメント
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