12月30日(月)
「俺の若い頃は」と言うセリフは年寄りの自慢話の定番だが、私が山にハマっていた40年くらい前は、「山男が街になんぞ居られるか」と粋がって、毎年正月には冬山登山へ出掛けていたものでした。
中島みゆき風に言えば「そんな時代もあったネと・・」いうところですが、若気の至りとは言え雪深い雪山のテントで年越しの夜を過ごす何て、よくあんな事ができたなあと、今になって思います。
そして歳月が過ぎ、後期高齢者となった今年の年末は、ヌクヌクとした家の中でテレビとパソコン三昧の日々を過ごしている。今日も午前中から「全国大学女子駅伝」のテレビ中継を見て、拓大、不破聖衣来選手の復活快走に感激し、午後は「全日本バドミントン選手権」を見て、女子高生新チャンピオンの宮崎友花選手に熱いエールを送った。
女子大学駅伝第5区で、6人抜きの快走で復活した不破聖衣来選手
若い頃の覇気は、一体何処へ行っちゃったんだろう?雪山を登っていたあの頃は寒さに身体は震えていたけれど、心の中は熱く燃えていた。今は居心地の良い部屋に居て身体は暖かいが、心の中には冷たい隙間風が吹いている。
でも日本人の平均健康寿命を超えたこの年齢まで、取りあえずは健康体で生き抜いて年末を迎えたのだから、そんな自分に「いいねマーク」を付けてあげようと思います。