Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

茨城県、加波山初詣ハイキング

2025年01月04日 | 山歩き

1月3日(金)    天気=曇り

08:18加波山神社駐車場➜ 08:28~39加波山登山口➜ 09:10五合目➜ 09:48~10:30加波山山頂➜ 10:40~48加波山神社親宮拝殿➜ 11:08~15燕山➜ 11:30加波山神社親宮拝殿➜ 12:12加波山登山口➜ 12:24加波山神社駐車場

 

 今年の初登山は、何処へ行こうかと考えた。高尾山や御嶽山など有名処は混雑するから気が進まない。茨城県の加波山は筑波山と共に常陸三山の一座で、古くから山岳信仰の山として知られている。まだ訪れた事が無かったので、初詣を兼ねて登る事にした。

 圏央道が貫通したお陰で、埼玉県と茨城県の距離がグンと縮まった。早朝我が家を出発し五霞インターで圏央道を降りると、関東平野の平坦な道を走り、8時過ぎに加波山神社の駐車場に着いた。

加波山神社

 神社の境内に参拝者の人影は無く、登山者の車が数台停まっているだけだった。準備を終えると加波山に向けて出発する。集落の車道を15分程登ると山頂へ向かう参道登山口が右に分岐していた。分岐にも車4~5台分の駐車スペースがあった。

加波山登山口

 参道の道はハッキリしているが、落葉で埋まり歩かれた形跡が薄い。低山と侮っていたが、急登が続きけっこう汗を掻かされた。肌寒い高曇りだが、風は弱く登山には丁度良い天気だ。

加波山への登山道

 標高が上ると、ゴロゴロとした岩が目立つようになった。加波山神社から約1時間半で、山頂部の一隅に建つ加波山神社本宮拝殿に着いた。神社の軒先を借りて、ここでコーヒーブレイクとする。

登山道沿いの巨石

山頂間近の道

山頂直下の鳥居(山頂への石段は半ば崩れている)

加波山神社本宮拝殿

 休憩を終えて出発すると、すぐに加波山神社本殿が建つ山頂(709m)に着いた。多くの修験者が歩いたであろう山頂一帯の稜線には、幾つものお社が建ち山岳信仰の往時が偲ばれる。

山頂の加波山神社本宮本殿

山頂から望む関東平野

途中にあったたばこ神社のお社

 山頂から岩の多い道を10分程降った鞍部には、加波山神社親宮拝殿が建っている。ここまで車道が通じているので、参拝する人の姿もチラホラ見掛ける。

親宮拝殿に向かう急な降り

加波山神社親宮拝殿

 鞍部から北へ伸びる林道を歩いて燕山へ向かう。アンテナ施設の所が林道の終点で、その少し先に燕山(701m)の山頂があった。疎林に囲まれて展望は殆ど無く、標識がポツンとあるだけの寂しい山頂だった。

燕山山頂

 鞍部に戻ると加波山神社へ降る道に入る。沢沿いに続く下山の道は、登りの道に比べると歩き易く、この道が加波山へのメイン登山道になるのだろう。鞍部から30分ほどで砕石現場がある車道道終点に着き、そこから車道を降って加波山神社の駐車場へ戻って来た。

山椒魚谷の水場

砕石現場から車道を降る

加波山神社に戻って来た(奥の山が加波山)

 車に乗ると筑西市の温泉施設「あけの元気館」に向い、山の汗を流した。ここは地元の人に親しまれる公営の日帰り温泉で、料金も650円と安く心地よく入浴する事ができた。

筑西市の日帰り温泉「あけの元気館」

 初めて訪れた加波山は、山岳信仰の面影が色濃く残された趣のある山で、静かな雰囲気を楽しむ事ができました。近くの高名な筑波山神社に比べると加波山神社は参拝の人影薄く、暇を持て余した神様がワザワザ遠路はるばる訪れた我々夫婦に、ありがたいご利益をお授け頂けるのではないでしょうか。

 

コメント
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