晴れ。最低気温21.1℃、最高気温30.1℃。
昨夕、見上げた空にぼんやりとですが虹がかかっていました。
虹は太陽を背にして立ったとき、太陽光の進む方向から常に42℃の角度を保っており、陽が高いと出にくいのだそうです
また、虹は儚く消えゆくものですが、吉兆をもたらす自然の贈り物、と言っても過言ではないでしょう。
詩人をはじめ表現者の創作意欲を掻き立てずにはいられない自然現象かもしれません。
まど・みちおさんの著書、『まど・みちお全詩集』と『続 まど・みちお全詩集』には合わせて12編の「虹・にじ」を題名とする詩が掲載されています。
今日はその中から、この作品を。
「虹」 まど・みちお
虹というのは大きな
きれいな眉なのではないか
あんまり大きすぎてかくれているが
その下にはそれに見あった
大きなすずしい目もあるのではないか
そして対をなして
はんたいがわの空にもおなじ
きれいな眉と すずしい目とが・・・
おお 大きな大きな神々しいお方が
地球に顔よせて見まもっていて下さる
のかもしれない
ぼくら生き物たちがめいめいに
みんなきょうも元気でいるかどうかを・・・
ぼくらの方からは 雨のはれまに
きれいな眉のかたっぽうが
見せてもらえているだけなんだけど
虹に希望を見たのは夕べのできごと。
その希望のようなものが今日に繋がっていたような・・・・・。
北海高校が甲子園で2勝を上げ、16強入りです。
彼らの頑張りに少なからずエネルギーをもらえた気がしました。
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。