透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

八月の空と野幌森林公園

2023-08-01 20:32:48 | 日記

晴れ一時雨。最低気温19.2℃、最高気温31.2℃。

八月を迎えました。

真夏日を記録しているにもかかわらず、昨日ほど蒸し暑くはなく、むしろ凌ぎやすい一日となりました。

とはいえ、本日も日が陰ってきた夕方近くに野幌森林公園へ。

歩く道すがら、トンボが群れて飛び交っているのを見るとお盆前なのにというより、八月が始まったばかりなのに秋なのかと少々複雑な気がしました。

ミズヒキやヤブハギなどの花にも、秋が自己主張を始めているのを感じています。

とはいえ、八月の暑さは夏の名残りとして、しっかり記憶しておこうと思います。

今日の新北のうた暦の掲歌です。

「麦の穂」にではなく「鎌の静謐」に置かれた視点に新鮮さを覚えます。

「研がれし鎌の静謐に会う」と切れ味の良さそうな鎌が醸し出す静まり返った空間に、涼しさが感じられました。

このところ、北海道の当地でも真夏日を記録しているので、「暑さのなかに揺れる無数の麦の穂」は想像できます。「切れ味鋭く研がれた鎌」も農家育ちのワタクシは思い浮かべることができます。

それゆえに、「暑さのなかに揺れる無数の麦の穂」と「切れ味鋭く研がれた鎌」の「コントラストによって景の静謐さが強調されている」との解説になるほどと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

八月が皆様にとって良い月となりますように・・・・・・。

コメント
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