雪。最低気温-5.7℃、最高気温-2.5℃。
花のような雪が降る様はさながらレースのカーテンのように景色をぼんやりと霞めていきます。
静かに降る雪のカーテンを潜り抜けるように森林公園の中を歩くのは神秘的な感覚にとらわれるものでした。
公園内の木々に降り積もる雪は花のように、黒々とした枝に置かれた雪の白はアクセントとなるのも、今日のような雪の日です。
そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。
野幌森林公園ふれあいコースの枯れた野草の上にも雪は降り注いでいました。
雪景色の中で目にした枯草の一茎ずつが掲歌の情景と重なるような気がします。
「身を 折りて祈るかたちに耐へたれば近づきがたし冬の一茎」
清冽な冬の情景が詠まれていて、ずっと記憶に残り続ける作品だと思いました。
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。