透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

開拓の村と新北のうた暦と

2024-10-10 21:06:43 | 日記

晴れ。最低気温℃、2.1℃、最高気温18.4℃。

 清々しい秋の日でした。開拓の村の紅葉は少し始まっていたようです。

ボランティアの担当はガイド。お話しさせて頂いたのは、午前午後と2組のご夫婦でともに千葉県から足を運んで下さった方々でした。

午前のお二人は開拓小屋までを希望されたので、およそ1時間半のガイド。

市街地群、漁村群、農村群のコース。

午後からのご夫婦はゴールデンカムイ関係以外は外観だけで1時間のガイドを希望されていたので、市街地群から漁村群の青山家漁家住宅、そして裏通りに当る明治大正時代の住宅街をご案内しました。

住宅街では雪虫を3匹、目視することに。千葉県の方にとってはことさら珍しかったようで、しきりにスマホでその姿を撮っておられました。

今年は紅葉が遅いような気がしていたのですが、雪の使者として知られる雪虫のおでましにどさんこのワタクシは複雑な思いがします。

でも、季節の移り変わりは自然の采配。覚悟はできているつもりです。

野幌森林公園にもセイタカアワダチソウが群落をなしていました。

この帰化植物は実際、空き地になったとたんに生え始め、瞬く間にその地を占領し始めます。

「過疎化の進むいたるところにはびこる光景を見て、町がまるで音をたて荒んでゆくように感じたのだ」と解説にあります。

セイタカアワダチソウがこれだけ目立つ存在になったのはその旺盛な繁殖力で、その勢いで町を埋め尽くしていく様が「音立て町の荒びゆく」と詠まれているのです。なるほどと納得しました。

先日、列車の旅で車窓から見た過疎地の風景がリアルに蘇ってきました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

コメント
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