透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「ぼくは6つになった」

2014-06-27 21:21:39 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温16.9℃、最高気温24.9℃。

子どもの頃のことをしっかり覚えているわけではない。断片的に思い出す切れ切れの事柄が、一体いくつの時のことかもおぼろげだ。記憶がしっかりしてくるのは小学校入学の頃からだろうか。

この、本人にはおぼろげな乳幼児期にどのような過ごし方をしたのかが、実はその後の人生に大きな意味を持つということが分かってきている。信頼できる大人に支えられて、子ども時代には子ども時代にふさわしい過ごし方をすることが望ましいそうだ。

『くまのぷーさん』の作者、A・A・ミルンは幼児期の子どもの思いをほのぼのとした言葉で綴っている。普通の大人は子どもの頃の心を忘れてしまうことが多いけれど、稀に覚えている人がいて的確な言葉で伝えてくれるのは本当に嬉しい。できるならば私も「ありったけ おりこうな」6つでいたかった・・・・。

A・A.ミルンの詩集『いま、わたしは6才』(「Now We Are Six」)(訳 周郷 博)

「ぼくは6つになった」

1つのときは なにもかも はじめてだった

2つのときは ぼくは まるっきり しんまいだった

3つのとき ぼくはやっと ぼくになった

4つのとき ぼくはおおきくなりたかった

5つのときは なにからなにまで おもしろかった

いまは6つで ぼくはありったけ おりこうです 

だから いつまでも6つでいたいとぼくはおもいます

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